吟醸酒協会の最初から現在まで | 山本祥一朗の酒情報

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日本吟醸酒協会は、昭和55年4月の発起人会が最初で、8月に本田武義会長の他、竹内孝也副会長、島崎利雄副会長はじめ蔵元37社の加入でスタートした。

第1回のフェアは日本酒センターで57年4月、その後大阪文化センターで開かれ、58年には三越本店(東京)でこの時は52社を数えていた。以来、62年からは虎の門パストラルで、その年の8月には77社を数えている。
平成元年には第10回となり、参加者も1000名を越えた。さらに平成7年4月の第22回では会場をホテルニューオータニに移し、メッセに1,100人、味わう会には2,700人を集めた。

……このようにして時は流れて、今では東京では春に有楽町交通会館、秋はホテルメトロポリタンエドモント。理事長は宮坂直孝氏が務めていて、蔵元は58社。

なお、別掲は産経新聞で私が書いた『吟醸酒の来た道』(篠田次郎著・実業之日本社)の書評である。