ロシアでの日本酒はジャパニーズ・ウォッカ | 山本祥一朗の酒情報

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前の西村隆治氏との対談の最後にもモスクワへ行った話をしているが、そんな昔でさえ、日本料理店がかなり多かったことを述べている。

ロシアといえばアルコールの強いウォッカを思い浮かべるだろうが、今ではアルコールはせいぜい40%程度のものがよく出ていた。ビールは昔は馬の小便などと悪口を叩かれたこともあったが、これも格段に内容がよくなって伸びている。

写真の左上は、商店街でカラオケのセールスのために歌っている女性。
右上は日本食材などを売っている店の中に掲げられた寿司の看板。
左下は酒の販売店のウインドウに並ぶ酒で、輸入ものも多い。
右下は「日本のラーメン屋さん」という看板のかかった食堂でとった鶏ソバで、これがその時の値段で900円。日本酒はジャパニーズ・ウォッカの表示で1合の三分の一ほどの徳利に入ったものが470円。1合なら1500円近くになる。輸入に日数がかかっているから、かなり老ねていた。

最近はどんな様子か、ツアーを組んで久しぶりに行ってみたいと思っている。