禁酒の国のイスラム教も知っておこう | 山本祥一朗の酒情報

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写真は私がアラブ服を着ているものだが、なんでもこのイスラム民族衣裳の日本製がよく売れているという。それは2010年12月の「アラブの春」以降の現象で、特に若い世代にこの民俗衣裳が流行っているというのだ。

それも日本製の合成繊維生地は高級品として人気があり、年に 2~3割の伸びだという。

ところで最近では東南アジアからの日本への観光客も増えていて、日本政府観光局によれば、昨年にはインドネシアから約10万人、マレーシアからは約13万人が訪日し、これは前年比60%増だという。

そうなれば受け入れる側はイスラム教に配慮したメニューを作らねばならない。私は先ごろ出した『酒つながり』(社会評論社)の中に、イスラム教が何故に酒を飲まないのかという話を書いたが、私はかつてその疑問からイスラム教の戒律をとことん調べたことがあった。

この衣裳はその時に用意したもので、この話はいずれ詳細を書きたいと思っている。

財産は平等に、として喜捨を勧めている。偶像を否定しているから、礼拝などに至るまで仏教などとは根本的に違っている。これを文豪ゲーテは絶賛していた。

イスラム教徒(ムスリム)の訪日が増えてくれば、イスラムを知ることは肝要だ。