日本酒のことを勉強しよう!「精米歩合」 | 山本祥一朗の酒情報

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最近はマクロビオティックが定番となりつつある現代。

おしゃれなcafe(カラー)では玄米を使ったワンプレートが増え、コンビニでも、

玄米を使ったおにぎりおにぎりやお弁当べんとうが販売されるなど、健康意識から

白米よりも玄米を好んで食べている方も多いのではないでしょうか?


日本酒づくりにおいて精米は、重要なカギを握る作業。


日本酒の原料、玄米の外側部分には、ビタミン・たんぱく質・脂質が

多く含まれているのですが、実はこの成分、製造工程において

酵母の働きを過剰に促進させてしまい、香味のバランスを悪くしたり、

雑味の多い味わいにしたりするのです。

そこで精米と呼ばれる不必要な部分を削り取る作業が行われます。


日本酒サービス研究会・酒匠研究会連合会 オフィシャルブログ

(左) 山田錦    (右) こしひかり
お米の大きさがひと回り違いますねびっくり

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山田錦 玄米 (プリップリのまぁるい米粒でありますぼー

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山田錦  精米50% (かなり粒が小さくなっていますねえ゛!

<今日のワンポイント 精米歩合>
精米された米の重量(㎏)÷玄米の重量(㎏)×100=精米歩合(%)
  (例) 70kg÷100㎏×100=70%

より精米したほうが、シンプルで香り高い味わいになるのだそう。

メーカーによっては、精米歩合が異なった同じ銘柄を販売しているところもあるので、飲み比べてはいかがでしょうか!?

                         事務局  ゴトウ