たとえば、焼酎独自の「千代」という香りとか?
そんな香りなんて想像すら出来ないし、もちろん、ない、ない。
今回は、その表示についてです。
![日本酒サービス研究会・酒匠研究会連合会 オフィシャルブログ](https://stat.ameba.jp/user_images/20120718/18/ssinet/bf/96/j/o0400030012086085774.jpg?caw=800)
▲酒器を想わせるラベルに注目!
これはワインでいうところの、原産地呼称制度的なもので、地理的表示基準をクリアしているアイテムに表示される認定マーク。
鹿児島県酒造組合が2007年に制定し、琉球、球磨、壱岐、薩摩といった表示基準をクリアしたものに表示されます。
千代香は見ての通り、扁平な土瓶のことで、焼酎を温めるために使用され、主に九州地方で多く使用されています。
名前の由来は、注ぎ口が猪の牙に似ている猪牙(ちょか)説と、酒瓶の中国読みの「ちゅか」がなまった説がありますが、真相はいかに?
![日本酒サービス研究会・酒匠研究会連合会 オフィシャルブログ](https://stat.ameba.jp/user_images/20120718/18/ssinet/da/3f/j/o0400040012086085775.jpg?caw=800)
▲ロゴは猪の牙というより、横から見たスッポン(鼈)に見えてしまうのは私だけだろうか…?
詳しい表示基準はオフィシャルの「地理的表示に関する表示基準」をご覧下さい。
T.SAITO