おやじがスマホデビューしてからほぼ2年が経過した。

その間、一回機種変しているので今のINFOBAR A01で2台目のスマホだ。

そんな事書くとえらくスマホに詳しくて、使いこなしている様に思われるかもしれないが、一般的なおやじの概念通りいわゆる情弱なので、そうとはとても言えない。


おやじはスマホを使っている人に聞きたい「あなたはスマホの方がガラケーより使いやすい、あるいは便利だと思っていますか」と。


おやじの本音は「スマホはガラケーに比べると、本体価格高い、利用料金設定高い、それなのに使いにくい」と言ったところだ。

さらに言わせて貰うと、ガラケーであれば3年同じ携帯を使っても、電池もちが悪くなるくらいで別段困る事はなかっが、スマホは2年ストレス無しで使うのは今のところ無理なようだ。

アプリ沢山入れたり、いろんな機能使い倒しているわけじゃないのに、動きがモッサリしてくる。スマホ事情に詳しい若いのに聞くと「しょうがない事」だそうだ。

おやじ的には、今のスマホは未完成品の商品を売っているようなものだと思う。

例えば、ノートPCで2年もたたずに動きがモッサリしてくる商品だったらみんなもっと文句を言っているし、社会的にも問題になると思う。


どこのキャリアでも毎月割りとかで割引があるので本体価格は2.5万円から3万円くらいのものだろうか。それでも安いノートPC1台弱分くらいの値段はする。それが2年持たずにゴミ化するのでは、未完成の商品を売ってると言う風にしか思えない。

利用する方はいまや選択肢がスマホの中にしかないので(ガラケーもあるが子供用1、シルバー用1、新機種1の合計3機種くらいしかない)どれを選んでも、未完成の商品である事には変わりが無いと思う。


以前新しいINFOBARに期待するみたいな事書いたが、おやじはINFOBARのコンセプトが好きなので使っているのであって、スマホだから使っているわけではない。INFOBARにはスマホしかないからしょうがないので使っている。だからINFOBARらしさの薄まったA02にはおおいに不満がある。


今のスマホには携帯の新機種のほとんどを占めるほどの実力は無く、メーカーがスマホしか出してこないだけなのだと思う。世界中がそちらを向いているからには日本のメーカーも無視できないと言うのが実情なのだろう。


iPhoneをいち早く使い始めた人はやっぱりすごいと思う。スマホが携帯の主流になるなんて当時の大半の人が考えていなかっただろう。そんな中でiPhoneのすごさに気づいた彼らは情報強者と言えるのかもしれない。

その後のブームになっってからのiPhoneユーザーはミーハー的だったり情弱ゆえにiphoneを選んでしまうと言った人たちも多かったように思う。それでもiPhoneの完成度は高く、2年持たずにゴミ化するような事は無かった。

しかしそのiPhoneでさえ最近の他のスマホのように未完成のままで売られるようになってしまったとおやじは考えている。


考えてみると似たような商品があった。それはテレビだ。16:9サイズが大半になったにもかかわらず、放送の方は相変わらず4:3のままで、横に伸ばされた画像を延々と何年も見せられていた。未完成の商品と言うよりは規格が合わない商品と言えた。それは、地デジ放送が一般化するまで続いた。

でも、テレビは2年もたたないうちに映りが悪くなったりはしなかった。そういった意味ではストレス無く使えた。そこがスマホと違うところだ。


しつこくて申し訳ないが、スマホが当たり前の時代だが本当にみんな喜んで使っているのか、時代は進歩したと感じているのかと本音を聞いてみたいおやじであった。




3Dテレビは不発に終わった。当たり前だと思う。

画面が飛び出しても子供のアニメじゃあるまいし、誰もうれしくない。


立体テレビと言う事であれば、アイドルのスカートを下から覗いたらパンツが見えると言う事でなければ立体テレビとはいえないだろう(見えたからといって売れるかどうかは分らないが、あくまでも飛び出すだけでは立体などとは言えないという意味w)。ただ画面が飛び出すだけに高い金を払う物好きは少ないと普通は考える。


しかし、日本の電機メーカーは本気で地デジのあとは3Dテレビが売れると考えていたようだ。


高い給料貰って本社でマーケティングしている連中は何をやっているのかと言いたい。量販店の売り場の担当者でさえ3Dテレビは売れないと思うと口をそろえていっていた。

本気でマーケティングしたいなら、量販店の店頭に立たせるべきだ。


その次は4Kテレビだそうだ。フルハイビジョンの4倍の画素数でリアルな画像が楽しめるのが売りだ。


これもおやじは売れないと思う。


高い金を出してリアルな映像を望む消費者がそんなにいるとは思えない。


多くの家庭では地デジ化にあわせてテレビを買っていると思う。地デジになって通常放送がハイビジョンになった。映像はアナログ放送に比べて格段に綺麗になった。

4Kが綺麗だなんてことは実際に体験しないと分らない。ハイビジョンでも綺麗なんだから今の映像に不満がある人は少ないだろう。そんな人たちがわざわざ4Kテレビを体験しに出かけていくとは思えない。

しばらくはテレビは買わなくてもいいと考えているはずだ。


それに、高い金を出して4Kテレビを買って何を観ると言うのだろうか。

お笑いがひな壇で適当なこと言ってる映像を4Kで見ても何の意味も無いだろう。

演技以前のようなジ〇〇タレの演技を4Kでみたい視聴者がいるだろうか。

4Kで観るべきソフトが無いのも売れないと思う理由なのだ。


日本のメーカーのマーケティング部門は総入れ替えが望ましいんじゃないか。

マニアックなスペックだけを追い求めるのじゃなく、使うのは人間でそれもスペックなんかは全く気にしない人たちが大半を占めるんだと言う事をわかっていないと思う。


「多機能・高機能=みんなが求めるもの」では無いんだという事がが分っていない気がする。


多機能・高機能より直感で使える使いやすさだよ。


地デジテレビになってから、BSに迷い込んで出られなくなってる人たちが結構いる(テレビショッピング業界ではうれしい事だと思うけど)と言う事を考えた方が良いと思う。




最近愛読しているブログの更新が途絶えたり、回数が激減している。

止めます宣言して書きこみ止めた人もいる。

おやじが読んでるブログはそんなに読者多くは無いが、共通の趣味でつながってる人が多い。

実際に会ったことがある人は一人しかいない。


そんなブロガーたちが最近止めてしまったり、更新回数が激減したりしている。

コメントも減っている。


ブログというもの自体が変遷期なのだろうなと思う。


芸能人のブログで詐欺の片棒を金貰って担いでいた事件もあった。


もともとおやじはああいうお馬鹿なタレントのブログは読んだ事無いが、その事件以来閉鎖されずに放置されているのを読むといかにも胡散臭い。

あれは、犯罪だろう。そういうのを野放しにして、あまつさえマスコミに出続けられる日本の芸能界の甘さはどうしようもない。


そんな事件があったりして、ブログというものを知らない人たちにも怪しいものと言うような風潮があるように思う。


そんなこんなでブロガーたちも書くのが嫌になってるのかもしれない。


SNSも変遷して言ってるけど、FACE BOOKやTwitterは常に追いかけていないと、文章短いので何を言ってるのか理解できない。


おやじにはブログぐらいがちょうどいいのだが、世の中の趨勢はtwitterのような短いものらしい。


なんだか、つまらない方向にいってる気がする。