法政が巻き返しを誓って幕が開けた今シーズン。
今日 その1/4にあたる春の最終戦を迎えた。
今の法政が惨敗を喫した昨年と比べてどのくらい成長したのか?
立命館は格好の相手であった。
春季大会Cグループでは全勝で勝ち上がり、昨年敗れたチームと勝負するには
最低限の条件をクリアしたと思う。
あとは立命館とどんな試合ができるか?
内容に注目して観戦した。
(前半)
2分 法政 相手のノッコンに乗じて井上選手が拾うと 自分で蹴って走り込み抑えてトライ。
頭脳的な素晴らしいプレーで先制。
G成功
法政7-0立命館
6分 立命館 法政陣内深くでスクラムからサイドを突いてトライ。
G成功
法政7-7立命館
13分 立命館 ラインアウトからモールを組むも防ぐが、FWでゴリゴリ押し込みトライ
G成功
法政7-14立命館
17分 法政 攻め込むもパスミスからカウンターをくらいトライを許す。
G失敗
法政7-19立命館
法政 つまらないハンドリングミスが多すぎる。
その前もあと少しでトライシーンをミスで潰すなど自ら苦しくしている。
20分 法政 モールから押し込み川越選手がトライ
G成功
法政14-19立命館
この春段々モールが押せるようになってきたのは明るい。
21分 金井選手 in 時崎選手OUT
29分 法政 敵陣深くで細かく繋ぎ、最後は左にきれいに北島選手が中央飛び込みトライ。
G成功
法政21-19立命館
法政逆転!
法政 スクラム、ラインアウトが安定し始め、流れを掴み出す!
32分 北島選手 鬼タックル炸裂!
36分 増田選手 怒涛の突進で30m走りきりトライ
G失敗
法政26-19立命館
40分 立命館 法政陣内深くのスクラムからサイドを突いてトライ
G成功
法政26-26立命館
前半終了
法政 立命館相手に十分通用している。
スクラムが互角 ラインアウトも安定しているのがいいが、
その利点を凡ミスで潰し、相手のトライにつながっている。
つまらないミスをなくせば勝機も見えてこよう。
頑張れ 法政!
(後半)
2分 立命館 法政のミスをつきカウンターでトライ
G成功
法政26-33立命館
またも試合開始早々ミス。集中しないと・・・
いつもの悪いパターン。
法政いきなりミスで、修正できていない。
13分 立命館 モールからFWが繋いで押し込みトライ
G成功
法政26-40立命館
16分 法政タックルミスで抜かれトライ
G成功
法政26-47立命館
法政ミスからどんどん形勢を悪くしている。
22分 法政 敵陣深くで左展開から北島選手がトライ
G成功
法政33-47立命館
法政 早く追い上げたいがつまらんノッコン、パスミスが止まらない。
32分 法政自陣から展開し、うまく繋いで井上選手に綺麗につながり、ようやくトライ。
G成功
法政40-47立命館
法政食い下がる!
34分 法政ハンドリングミス、タックルミス連発で立命館トライ
G成功
法政40-54立命館
法政 またも肝心のところで突き放される。
39分 法政 せっかくの追い上げムードもまたもタックルミスで簡単にトライを許し、突き放されてしまう。
G成功
法政40-61立命館
法政ミスで自ら試合をぶち壊す。
ロス 法政モールから最後はアレックス選手がトライ。
G成失敗
法政45-61立命館
ロス 法政キックオフをキャッチすると自陣から展開。田口選手が 30m走り切りトライ
法政52-61立命館
ノーサイド
法政最後はよく頑張ったが、ミスで勝てる試合を落とした感じが強い。
立命館相手に十分通じたのは嬉しいが、自滅した試合で正直感想としては
めちゃくちゃ悔しい。
今日の立命館戦 評価が分かれそうだ。
Cグループのチーム、去年入れ替え戦まで落ちたチームが今シーズン同志社に勝っている立命館相手に互角というか
勝てるのではないかという位の試合するまで立て直してきた。
そう思えば善戦・惜敗と言える。小生も今日の前半途中までそう思ってた。
しかし前半途中から法政にとって立命館がはるか上のチームでなく、
対等の相手と分かると正直凡戦に見えてきた。
52点取ったのに61失点で敗戦。
攻め込んでは・・・守らなければならない自陣でも・・・ハンドリングミス、タックルミスを連発。
それらが多くの被トライにつながった。
立命館は全く強いと思わなかった。
法政が自ら首を絞めたとしか思えなかった。
Cグループではなく、一つ上の基準で見れば凡戦であり、自滅だった。
ただ、法政が昨年のどん底から、怪我人で多くの戦力を欠きながらも
ここまで上がって来たのは確かだ。
これから秋のリーグ戦。
法政は巻き返し大学選手権出場を目指す。
春より上の基準をクリアする戦い方をしないとリベンジはできない。
ここまで厳しい書き方をしたが、それもこれも次のステージに上がったと見たからだ。
幸い 敗色濃厚な時間帯でも最後までトライを狙う戦い方をし、2トライ奪い返した。
結果失点が多かったが、52点も取った。
スクラムもラインアウトも立命館に負けないレベルまで上がってきた。
金井選手も感覚はまだこれからだろうが、40分間くらいプレーできた。
夏合宿に照準を合わせている怪我組主力級選手も多いと聞いている。
新戦力の一年生も秋を狙える逸材が多い。
チーム内の激しい競争でまだまだ法政が強くなる余地は十分ある。
心配の目で見れば尽きないが、希望の目もたくさんある。
法政はこれからだ。
頑張れ 法政!!