1種目目のあん馬は山室光史が落下するなど6位と出遅れる。2種目目のつり輪を終えた時点でも5位。
しかし、ここから巻き返した。3種目目の跳馬で2位に順位を上げると、4種目目の平行棒で首位ロシアとの差を詰め、5種目目の鉄棒でついに逆転。ロシアとわずか0・208点、3位中国と0・739点の僅差ながら、日本がトップに立った。
日本の最後の演技は床。白井健三が高難度の技を繰り出して16・133点の高得点をたたき出すと、加藤凌平も15・466点とハイスコアにまとめる。最後はエースの内村航平。D難度の連続技などを確実に決め、最後の着地はやや乱れたが15・600点をマークした。合計274・094点とし、ロシアと中国が演技を終えるのを待つ。