法政の最終戦。
上柚木陸上競技場にて、拓殖との一戦。
法政は負けられない。しかも他校の星頼み。
法政の運を信じながら観戦した。
前半
4分 拓殖陣内 10mラインあたりで猪村選手拓大の裏を狙うキック。タッチを切れずに残ってしまったが、堀選手、吉村選手がつめて、拓大のキック処理ミスを誘い、吉村選手が奪いトライ。
G成功。
法政7―0拓殖
10分拓大反則によるしPG成功。
法政10ー0拓殖
25分 ハイバントを拓大ノッコン を西内選手が拾い、30mの怒涛の突進。ここから左に展開。余った半井選手が楽々左サイドにトライ。Gは失敗
法政15―0拓殖
36分 拓殖陣内10mラインあたりで、門間選手鬼タックルから、反則を得て法政PG成功。
法政18―0拓殖
前半終了。
法政前に出るタックルで拓殖を後退させている。
前半終盤でえた反則。10mライン付近で猪村選手のタッチキックから、モールでダメ押しと行きたかったが、ミスキックでとどめを刺せなかった。
ただ相手のミスを突き、得点できているのいい。
一方、ラインアウト、スクラムが不安定で、このあたりが勢いに乗れない要因ともいえる。
後半修正が必要。
後半
FWが押され始める。足が持ってほしいと気になり始める。
10分 石澤選手シンビン退場で簡単にトライされる。
法政18―5拓殖
スクラムは完全に押され、回され、暗雲漂う。
25分 法政防戦一方も必死に耐えている。
足が止まりつつある。
金選手、大塚選手のタックルは素晴らしい。
32分拓殖トライ
法政18―12拓殖
法政頑張れ あと少し・・・。
35分 敵陣22mラインあたりでマイボールラインアウト 牧野内選手がとり、西内選手が中央に
向かって突進。
猪村選手 後ろから走りこんだ金選手にパス。
金選手 素晴らしい個人技でポスト下に法政を救うトライ。G成功。
西内選手が大きく運び倒れない気迫あふれる突進も素晴らしかった。
法政25―12拓殖
法政踏ん張る。
ノーサイド。
法政かろうじて逃げ切った・・・。
勝った・・・。
でも勝つには勝ったが、正直負けゲームのようだった。
拓大の拙攻にも助けられたのも事実だ。
そしてさらに暗い気持ちにさせたのが、
他大学との勝敗の関係でリーグ戦6位となり、大学選手権の夢は途絶えてしまったことだ。
無念じゃ
11月で終わってしまった。
寂しいし辛い。
負け惜しみではないが、対戦したどの大学とも力負けはなかった。
ただ、コンバージョンなど、取るべきところで点取れず、勝てるゲームを落とした。
潜在力はあったと思う。でも引き出しきれなかった。
一方で、これまでの試合もすべてそうだし、今日の勝ち星のない大不振の拓殖大にすら、
後半足が止まり、失速したことも大きい
BKの得点力のなさも、相手には脅威にならず、組みしやすかったと思う。
これまで負けるたびに戦犯探しを目にしていたが、個人とかういうレベルではなく、
総じて力が足りなかったのだと思う。
ただ、谷崎監督を迎えて道が間違っていたとは寸分も思っていない。
これまで毎年のように法政の選手は小さいと言われながら、オフシーズン明けを見れば、一向に
体は大きくなってなくて、それどころか太った選手を良く見たものだ。
また練習もリーグ戦の中では一番少ないと良く耳にした。
しかし、今年を見れば、かなり筋トレに励み、走れる体にまではまだなれていないが、
体つきは確実に大きくなっている。
また朝練習までやっているように、意識面で変わってきたそうだ。
帝京にしても早稲田にしても、4年間かけてあたりに強く、走り負けない体を作り上げている。
体を作るとは時間がかかるものだ。今年はこれまでの精算をしたのかもしれない
結果が出るまでにはもう少し時間がかかりそうだ。
谷崎監督就任時に、中長期で見ていきたいといった気持ちに全く変わりはない。
必ず結果は出ると思っている。
オフシーズンからしっかり鍛えて、来年巻き返してほしいものだ。
法政を信じている。
頑張れ 法政!!