クリスマス・イブなどでなんやかんやと夜の町が騒がしくなりそうですね。
うちはお寺なので、当たり前ですがクリスマス的なことはしません。宗教的云々とかいう理由ほどではなく、必要の無いことをやらないといった感じです。
ツリーは飾らないの?聞かれたことがありますが、念仏の道場には必要が無いので飾りません。
とはいえイエス様といえばお釈迦様とは立川で同居する間柄です(笑)同居は冗談としても「お隣さん」の尊いお方のお祝いですから、お寺でなにかをすることはなくても躍起になって拒否する気もないです。
肉食妻帯在家仏教の浄土真宗坊主である僕には家族がいます。
嫁さんは一人です。当たり前ですが。
そして小学3年生の子どもが二人います。
その子どもたちにとって、クリスマスは宗教的な行事では無く「プレゼントを貰える日」なのです。
その子どもに「うちはお寺だから関係無い!」と言ってしまうのも簡単で良いのですが、「お隣さんの尊いお方」のお祝いの日ですので、サンタという赤い衣を着た菩薩が、鹿を先導にして子どもにお供物のお下がりをしてくださるのかもしれないという僕の訳の分からない想像と判断により、うちの子どもにはお供えのお下がりとしてプレゼントがあります。しかも良い子かどうかは問いません(笑)また事前に「内願」として、お供え品の希望も受け付けています。
といったことで、今日そのお下がりを子どもが楽しみにする日であり、うちの家族の忘年会をする日でもあるので、ゆっくりと家族で家にて過ごします。
あれ、なんか、本式のクリスマスの過ごし方っぽいですね(笑)
ちがうのはメリークリスマスではなくメリーシャカ!!
本日も最良のお念仏日和です。