僕の自坊(所属しているお寺)は山奥にある。
山梨県大月市という山深い町の更に山奥にある。
住所は奥山という徹底ぶり(笑)
なので、自然の恵に関してはアラブの大富豪レベルのセレブっぷりである。
まさに「里山貴族」。
「鉄腕ダッシュ」のダッシュ村みたいな生活が出来るといっても過言ではない。
とりあえず満喫できるのである、自然が。
で、この時期の「自然の恵」様といえば筍。
美味しい。たしかに美味しい。
春の味覚である。
手に入れると嬉しい。
でも、それは掘ってこられて、アク抜きも終わった筍の場合である。
山寺の僕らのとっては「掘る」という所からスタートするのである。
掘らないと「竹」になってしまい、ナウシカの「腐海」のように竹林が侵食してくるかもしれない。
なので掘る。
まさに使命感を帯びたハンターである。
掘って配れば喜ばれるので、まさに幸せのためのハンターである。
しかし、ある人が筍掘りを「部活かと思った……」と評したぐらいの戦いである。
結局、何が言いたいのかというと、なんや、かんや言っても、この時期の楽しみですなタケノコ掘りwwww
採れたてをアク抜きして直火で焼くと最高のオツマミ。