明日は僕の義祖母の本葬です。
いやぁ、お寺は大変だわ。
で、義祖母はお寺の前々坊守なので、本願寺よりお香と達書が出ます。
達書(たっしょ)とは、まぁ、生前のご苦労を偲んで本願寺より院号を授与しますよ!っていうことだと思います(間違っている可能性もあります)
で、その達書に東京教区より伝達者として、本来なら教務所長が伺うのですが、明日は築地本願寺が滅茶苦茶に忙しい日なのです。
教務所は教区会という、いわば議会もありますので、教務所関係は全滅。
別院も、絶対に失敗しては行けない法要とかがありまして、ほぼ全滅。
ですので、伝達者として副輪番。
随員として、その日、本葬に行く者。
つまり、僕になりました。
いや、一応親族なのですが……。
まぁ、事情は完全に理解できるので、仕方がないと思います。
だって、達書伝達をお願いしたのは、こちらですので。
随員は伝達者が読む達書と授与された院号を広蓋というお盆にのせて、美しく(笑)あとを追いかける役目です。
その装束は黒衣、袴(役務衣体)、五条袈裟(役務衣体)となります。
でも、うちの地域の葬儀の際の親族は、黒衣、袴無し、墨五条袈裟となります。
達書伝達は本葬の直前に行われますので、随員の衣体で登場し、一度退場ののち、親族の衣体で再び登場という、歌舞伎役者みたいな状態になるかもしれません。
まぁ、最後まで随員の衣体を着けているかもしれませんが(笑)
うーん、なんとなく大変な事になってきたぞ。