築地本願寺の伝道学事部主催で、豊原輪番の肝いりによるインド旅行が開催されるらしい。
そんな噂を聞いたのはそろそろ寒くなりはじめたころ。
10日間の日程。
30万円を超える費用。
はい、無理。
その時点で僕の興味は他にそれてしまいました(笑)
さすがに、この条件は行けんわな。
そしてしばらくして、築地別院職員共済会(各部署から一人委員を出して、飲み会や職員旅行を模索する会。決してストライキとかはしない)の委員長(財務部の部長さん)から、
「おい、SSH。なんか、今回のインド旅行には、職員も積極的に参加するように、輪番が希望しているみたいだぞ。参加する職員には共済会から補助金だしてやれって」
ふーん、補助金でるんだ。
でも、当然全額でるわけではなく、ほんの一部補助。
共済会でその件を話し合って、職員に案内して終わり。
飲みながら僕は
「補助金もらっても行く職員なんかいないでしょ~」
なんてことほざいていました。
で、僕の頭のなかからはインドの件に関しては完全消去。
日々のほんの少しの仕事と大量の飲みに関してが脳内を占めていました。
そんな、インド旅行の申し込み締め切りが近づいたある日。
庶務部部長(愛すべきキャラ)から、
「なぁ、SSH、インドで癒されへん?」
とのお誘い。
僕としては、
「えー、部長一人で行って、知らない人と同じ部屋になるのが嫌なだけじゃないですかぁ?」
なんてことを、言っていました。
でも、あらためて「インドに行く」ということに向き合うことになりました。
よく考えれば、「いつか行くインド」のときにも当然、費用がかかります。
また、10日間を超える日程をやりくりするのは、いつでも大変です。
逆に築地本願寺の職員として、働いている今の方が、いないと時でも誰かがカバーをしてくれる。
これはひょっとしてチャンスじゃないのか?
出発まで1ヶ月を切っているし、当然なんの用意もしていない。
でも揺れ動く、僕のこころ。
よし、これは嫁さんに相談してみよう。
で、昼ご飯の時に嫁さんに相談。
「えー、ぜひ行ってきなよ」
おー、なんて素晴らしい嫁さんなんだ。
「もちろん、自分のへそくりでね」
……。
なぜ、その存在を知っている。
オーケイ、へそくりもある、嫁さんの許可も得た、所属部の部長さんの許可も得た(って、いうか誘われた)。
いってやろうじゃないか、インド。
真っ向勝負だ!!(馬鹿)
次回につづく(かも)
※取り扱いに際して
1.僕にしては珍しく、写真を多用します。万が一、その写真に写り込んでしまっている人がいて「迷惑じゃぁ」という人は御一報ください。すぐ訂正します。なるべく気をつけていますが。
2.あくまで僕の個人的感想です。これを参考にインド旅行の準備すると、大変なことになるかもしれません。
3.デジカメの設定を間違えました。写真に写り込んでいる日付に、本文とのずれがある場合があります。僕の間抜けさを笑ってください。