昨日のディナーはお好み焼きでした。
と、いっても食べに行ったのではなく自宅で焼きました。
嫁さんは山梨人。お好み焼きに対して熱い思いがないのですが、大阪人の僕にとってのお好み焼きはソウルフードです。
東京、築地の近辺でお好み焼き屋を探しましたが、なんかしっくりきません。
まずもって、焼き上がりを持ってくるのが気に入らん。
大阪人は自分で焼くんやでぇ。
子どもの時、土曜日は学校が半休でした。(時代を感じるなぁ)
で、家に帰って、吉本新喜劇を見ながら、オカン特製のお好み焼きをオカズとして、ご飯を食べるのが、大阪の小学生の定番でした(笑
かならず、どこの家にもホットプレートと、たこ焼きは常備していました。
で、高校生ぐらいなると友人や彼女とか、みんなで行くわけです。お好み焼き屋さんに。
で、具材がまっざた状態で、おばちゃんが持ってくるので、それを自分で焼くわけです。
自分でお好み焼きを焼けないなんて、一人前の大人になれないと思っていました。
お好み焼き屋さんはデートスポットであり、自分が大人であることを示す場でもあるのです。
その注文の時もポイントです。
基本は豚玉です。
いきなりモダンとか、ミックスを頼むのはヘタレだとされていました(高校生ゆえの根拠のない思い込み)
これこそが、お好み焼きの基本です。
なんだ、かんだ具材を入れるのは邪道です。
でも、昨日僕が焼いたお好み焼きは、海鮮豚玉でした(笑
やっぱ、いろいろ具材を入れると旨い。
子どもも嫁さんも大喜びで食べていました。
「うーん、プロ並み」
との賞賛。
当たり前です、大阪人はみんなお好み焼きを焼くために生まれたきたのです。