お腹が空くのは、満腹中枢が働かなくなるから | 時の話題を伝えたい・残したい やっさんのブログ

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どうしてお腹が減るんだろっ?

 

という歌があったかと思いますが、小さい頃はお腹が空くとお腹がぐうぐう鳴って、どうしてこうなるんだろう?と、考えたことがありました。

 

実際には、体の中で何が起こっているかと言うと、血流中の血糖値(糖分)が下がると、ある遺伝子が働きます。

 

そうすると、エネルギーが不足し始めたから何か食べてくれ!という司令が出るのです。それが、空腹感というやつですね。

 

しかし、お腹がいっぱいというのは、どうすると感じるのでしょう?

 

脳には、満腹中枢という器官があります。そのまんまなのですが、その満腹中枢が刺激されると、お腹いっぱいになってきたぞ!っと司令が出るのです。

 

それは、顎の動きなども刺激になることが分かっていまして、実は口をもぐもぐしているだけど、お腹いっぱいだと、脳が誤解してしまうのです。

 

では、どうしたら良いか?というと、簡単です。ガムをずっと噛んでいると、満腹中枢が刺激されます。

ですので、ダイエット中で一定時間食事を取らないように頑張っている人などは、ぜひ、このガムダイエットを取り入れてみてください。

 

 

 

そして、先日ヒスタミンの話を投稿させていただきましたが、実はこの咀嚼をすると、ヒスタミンが分泌されて、満腹中枢が刺激されるのです。

脳の中でも、ヒスタミンは色々なところで作用していることがわかります。

 

この他にも神経伝達物質が関わっているとされていますが、重度の肥満で命に係る場合に処方されるのが食欲抑制剤というものです。

 

 

これは、一般では入手することは出来ませんが、ガムを噛んでいれば、お腹が空きにくくなりますので、一般の人はこれで大丈夫です。

 

そして、咀嚼の効果はこれだけではなく、リラックス効果もあるのですが、それは、次回にお伝えしたいと思います。