ブログをなるべくわかりやすく書いているつもりなのですが、
ハイレベルすぎる
難しすぎる
単語がわからない
と、ご指摘をいただきましたので、ちょっとだけ有機化学の基礎とおぼえ方をお話したいと思います。
Z会のホームページに良い資料がありました。
中1の長男に分かるか聞いてみたところ、全くわからないということだったので、高校生で学ぶ、大学受験向けレベルかもしれませんが、基本中の基本なので、これらは知っていても良いとい思います。
https://service.zkai.co.jp/high/juken/mihonpdf/381C00a.pdf
しかし、結構表現が難しいので、以下にかかれていることすら、難しいかもしれませんw
有機化合物の特徴を要約すると,次のようになる。
① 構成元素は少ないが化合物は多い
② 分子性物質がほとんどである
③ 融点・沸点が低い
④ 可燃性物質が多い
⑤ 反応速度は小さい
大事なのは、分子の表示の方法と、それぞれの原子がくっつくときに、半本の手を持っているかどうかを知っておくこと。
たとえば、炭素は4本の手を持っていますが、炭素1個のすべての手が水素で埋まっていると「 メタン 」 という物質になります。それが、ガス状になっているものが「 メタンガス 」です。池などで、ブクブクと泡が出てきているところがありますが、あれは、土壌中で発生したメタンガスの場合がります。
炭素が2個になると 「 エタン 」 となります。
炭素数に応じて名前が変わりますが、メタン、エタン、プロパン、ブタン・・・、と決まっているのですが、これらは、命名法が決まっているので覚えるしかありません。そのルールを覚えれば、名前を聞いただけで、どんな物質であるかがわかります。
メタン、エタンなどは、炭素が横に長く繋がっている棒状の形をしていますが、これは鎖のように繋がっているので「 鎖式化合物 」といいます。
また、炭素が繋がって、輪っかになっている状態を「 環式化合物 」といいます。
この環式化合物の代表的物質が、教科書の表紙などに書いてあるベンゼンですね。
あとは、これらの基本となる骨格を修飾(飾り付けと思うと良いかも)をするためのパーツを官能基と言います。
たとえば、エタンの端っこがヒドロキシ基という-OHに置き換わったものが、 「 エタノール 」 です。飲んでるお酒のエタノールです。
とりあえず、これぐらいの知識があれば、基本的なことはわかりますが、実際の物質はもっと複雑で、異性体という、実際の構造には種類がある場合があり、これはZ会のテキストを見てください。
もし、ニーズがあれば、いつか解説いたします。