皆さん、こんにちは。 いつもブログを読んでいただき、ありがとうございます。
SNSの「怪しい整体動画(坐骨神経痛は親指ほぐしで治るのか?)」
や「介護レンタルの闇」
について書いてきましたが、今回は、今この瞬間にも皆さんのスマホの画面に流れてきている、最も悪質な【コンプレックス商法】についてぶっちゃけます。
X(旧Twitter)やInstagramを開くと、白衣を着た綺麗で若い女性医師がニコニコしながら、こんな広告を出しているのを見かけませんか?
「食事制限なしでマイナス10キロ!」 「最新の医療ダイエットで、私もここまで痩せました!」
紹介されているのは、本来なら重度の糖尿病患者さんのために開発された「マンジャロ」などの強力な注射薬です。
一般の読者は、「お医者さんが顔を出して勧めているんだから、安全で本当に効くんだろう」と信じてしまいますよね。
先に断言します。 あれは医療でも何でもありません。
本当に深く悩んでいるあなたのコンプレックスをエサにして、医師の肩書きを切り売りしている不潔な集金システムです。
1. 本物の患者の「命の薬」を奪う、自由診療の暴走
もちろん、日本全国にいる大半の医師や医療従事者の皆さんは、日々真摯に患者さんと向き合い、命を救うために一生懸命働いています。そこには心からの敬意しかありません。
しかし、一部の美容クリニックや、広告の盾になっている医師たちのやっていることは、もはや医療倫理の完全な崩壊です。
彼らが「楽に痩せる魔法の薬」として自由診療で横流ししている薬は、本来、命に関わる糖尿病の患者さんにとって、なくてはならないインフラです。
それを、健康な人がダイエット目的で大量に買い占める形を作ったせいで、現在、本当にその薬を必要としている本物の患者さんの手元に薬が届かないという「深刻な供給不足」が大きな社会問題になっています。
必要な患者への薬なのに、やせ薬として、あろう事か医師がすすんで自由診療として扱う。
一体、医療とは何なのか。
他人の命に関わる薬を奪い取ってまで、自分たちの金儲けの道具にする。
その根性が、本当に腹立たしくて仕方がありません。
2. 「美容整形外科医」が急増する、この世界の歪み
しかし、今の医療界の裏側を見渡せば、こういう不誠実な医師たちが急増するのも納得がいってしまいます。
命を救うために24時間体制で身を粉にして働く本物の医療現場は、保険診療の厳しいルールのなかでギリギリの戦いを強いられている。
その一方で、病気でもない健康な人の「痩せたい」「美しくなりたい」というコンプレックスを煽り、言い値の自由診療で薬を横流しすれば、若くても一瞬で莫大な富を手にできてしまう。
この「人を救う医療」よりも「コンプレックスを換金するビジネス」の方が圧倒的に儲かるというバグがあるからこそ、白衣の仮面を被ったハイエナたちが大挙して美容やダイエット界隈になだれ込んでいるのです。
彼らが売っているのは「美しさ」でも「健康」でもありません。
あなたの「変わりたい、良くなりたいという純粋な願い」を、自分たちの利益にロンダリングしているだけです。
医学的なエビデンスや解剖学的なリスク(膵炎などの重篤な副作用)を無視して、ただ「楽に痩せる」と謳うのは、あまりにも卑怯で不誠実です。
3. あなたの「気にする心」を、彼らの札束にさせるな
薄毛の薬、効かない超高額な塗り薬、そして糖尿病薬のダイエット転用。 これらすべてに共通しているのは、人間の弱みや、気にしていることに対して容赦なくアタックをかけてくる悪意です。
画面の向こうで白衣を着て微笑む医師は、あなたの健康を守るパートナーではありません。
ネットの規制や医療法の網をかいくぐりながら、あなたのお財布を狙うビジネスマンです。
耳障りのいい言葉と、作られたプロの仮面に惑わされないでください。
本当にあなたの身体を、そして人生を大切に思ってくれる本物の専門家は、SNSの怪しい広告であなたを煽り、他人の命の薬を横流しするような真似は絶対にしません。
大切なあなたのお金と時間を、不潔な悪意で満ちたハイエナたちに捧げないでください。
