パキエのブログ -6ページ目

パキエのブログ

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従来の歳時記では


11月の8日頃までを 秋と抄している





だとすると あの数日で秋は終わりだ








昨日散歩した限りでは 夏だし  初秋らしさも感じない




で、せめて好きなモンタンの「枯葉」を聴いている・・・













秋が来ないで急に冬だなんて ことはないよね


与謝野晶子さん・・・




































夏は



秋との逢瀬が愉しくて


早く去れないのかもしれない









それで夏の太陽の熱さを秋に感じさせ



まだ夏なのかしら?


と 思わせている






  いえいえ もう10月も終わりですよ 秋さん・・・






























サルトル氏は ノーベル賞は要らない 


その代わりある種の自由を得た






ディランは 同じようにある種の自由を得たいのかもしれない






これは時々ベランダに遊びに来る小鳥が 僕に話したことです































まだ真夜中に風呂に入ると


夜に鳴く虫の声が聞こえます









湯船に垂れる水道の水を


虫の声に合わせています








  
 ぽちょん


 ぽちょん








こういうトリオの演奏


カーネギーホールでも 聴けないぜ^^

































昨日の昼間の空は





天高く とは思えない







手の届くとこに雲がある気がするし



竹とんぼを 飛ばしたら


雲まで行きそうだ




でも


本物の赤トンボは まだ見ていない









夏は赤トンボに 巨大なバリケードを張っているのかな?


  ヤレヤレ




























花を見に いつもと違う森に行く




自宅から


かなり離れているけど








そのせいで電車の中で、吉村昭も読めるし、パーカーも読める






自宅に着くまで 花の香りが同伴してくれる




























麻で編んだ小さな袋をいくつか所持している








鎌倉の古寺の横の店で 購入したものだ




その袋には 紫陽花やら桔梗の文様が描かれていて











いつも出かけるとき カメラバックの隅に入れておく








地面に舞い落ちた花を その袋に入れ



夜寝る前に 枕の横に置くのだ









花の香りに包まれ


夢の世界にその花といっしょに出かけるために・・・


































🌸























FEN で新曲を聴きまくっていた




この時期(9月から10月ころ)


朝まで踊っていたころがあって





街を歩いていても もう夏のようには暑くなく






今のように つまらない街でない 六本木や青山あたりを


羊の子のように 彷徨い歩いたもんだよ









客が帰る時に開けるドアから



ブルースやジャズ ロックなどがガンガン流れてきてさ







若い女の子のように 気まぐれな心は


朝までこの街にいるしかないな



なんて、嘘ぶいたもんさ









害をなすのは


そういう衝動を 心の中を素通りさせてしまうことなんだね







森の中で 素敵な木に出会い


横の大きな石に腰掛かけて 木と対話するようなもんさ
























今の東京の街のように


全然 主体性がない建物や公園も





それを見ながら過ごしている時間は







ある時は(心の中で) ここはNYで



  ある時は アムスで


あるときはリスボンで いいわけなんだね








あまり色々と思考し過ぎると


それこそ駅で売る 夕刊紙のようになってしまうしね^^











































モームの気持ちも 判るもんさ




アバウトに本屋で購入した人のために


「月と6ペンス」は




恋人を待つ間に読む カフエの棚にある


 あくびをかみ殺すような本ではない


と、読む前から自己主張をしている気がする









ブラブラ歩く人のために


時々街は


 素敵な顔を断片的に見せてくれるときがある








紙に書かれたようなものが


街は時どきそういう顔を見せてくれる かもしれないし、、、ね








































京は人をいやしうする所なり


  (宇治拾遺物物語)




東京は人を或る種のあきらめを 促す所なり








































377メートルの富士の山を見るのも 素敵だけど




魔法瓶の中の 自分の好みで配合した珈琲を飲みながら




自然の中で咲く 花を見るのも



  また 素敵なものです



誰にも邪魔されずに・・・ ね^^



























🌸






























くそ暑いぜ!!!


失礼!








まだまだ暑いですね




夏は光のように偏在できない


夏は暦が秋でも 自由きまま







まるで インドの牛のように 自由に街を歩く





でも


夏が好きな人は 愛を紙をゴミ箱に捨てるようには しない




   の、はずです







































でも


秋がきたら 冬がきたら






また僕はヨレヨレのコートを着なくてはいけない







魔法瓶の中の 冷めない紅茶のように



ヨレヨレのコートを着てても


心までは 醒めない


    つもりです












































昨日 ブログを書き



また見直したら すべて僕のブログが消えていた








手品師が 鳥を消すように


僕の拙いブログも消滅








新しいブログの書き方をまだ理解していないせいかも しれない







で また書き直し


今書いているのも 消えるのだろうか?








昨日 いいね! をしてくれた 心の寛大な方


失礼しました





お許しください




  























テレビを遅くまで見ていてそのせいか



夢に トランプ氏とクリントンレデイが 出てきた







夢の中でも 二人は闘争している




やれやれ












































時々寄る 新宿の美味しい珈琲を飲ませる店で



どこかの国の 美男 美女二人が 温かい微笑みを交え 談笑している










実は 青年は胸のポケットにルガーを忍び込ませ



美人のレデイは バックの中にベレッタを 忍び込ませている



しかも実弾6発入れてある




    

  かもしれない










僕は 鞄の中に 手裏剣を二つ 桐の箱の中に忍び込ませている



  かもしれない







彼らと目が合い 男性はしかめつらを・・・


女性は 僕に素敵な素敵な笑顔を・・









もしかしたら



そのレデイは 夢の中に 出てきてくれる









  かもしれない












































エアコンが 不機嫌に部屋の中に冷気を出している





  「もう9月半ばだぜ


   残業手当はつくの? パキエさん・・・」








青い海の傍の 大きな木に ぶら下げた


ハンモックに揺られている気分になれるので





思いきって


残業代も 僕のハンフリーボガート風のスマイルも あげるよ



  (練習したんだぜ スマイルを)








だから もう少し



秋の風を 僕のボロ部屋に・・・






どうせ



深夜になるころには 酔いつぶれているし・・・・



  ね!^^




























🌸





























とても好きな朝です






雨が降っていて とても涼しく



雨が音を多少消してくれるので



やや音量をあげて ラフマニノフを聴いています










こういう朝は






江戸時代の武家の女性さえできない



「日髪 日風呂」を朝から楽しむことにしています










バスルームにも スピーカを置いていて



湯に長く浸かりながら 好きな曲を聴いています




































シングル生活なので




湯上がりも


京の織子のように やや破れた木綿のシャッを着ています










壁にかけてある好きな女優の写真が


じーと僕を見ていて











時々 僕は写真を見ながら


哲学者のように眉をひそめ その額の中の美女に






「俺は井原西鶴じゃないぜ・・・」


と 声を出して 話しかけます






もし僕に飼い猫がいたら




あらら またブツブツなにか話しているわ



て 呆れられているかもしれません












































ポードレールは



巴里にいるとき 常になにかに酔う必要があると


考えていたそうです







酒でもいいし



詩でもいいし


あるいは  恋に・・・・










































僕は東京にいて


ある種のものに 酔う方法を覚えました







あるいは


ある種のものに 時間を忘れる方法を・・・


























最近


時代小説も読むようになりました







でも




時々 本の中で書かれている




  火鉢で焼いた魚


  軒先に吊るしてある大根


  小豆餅やふくふくな福出餅などを食べるシーンを読むと




無性にそれらを食べたくなります











































武士はいざという時のために 飽食をしない



と、本の中に書かれています







でもその文章は嘘ですね




空腹では 戦えないはずです









僕は武士ではないから 時々満腹になります




でも そういう夜は決まって いい夢は見られません



人間は理性がある動物 て、





  嘘ですね(笑)













🌸
































6時を過ぎ





気のせいか外は涼しくなった気がする







でも今日は僕は家のドアを一度も開けていない








インドの炎天下を歩くのには



ポケットに怪しげな香りがする香のかけらを これまた怪しげな店で買い


 ハンカチで包み入れ







時々 ポケットから出しその香りを嗅ぎ


外人部隊の群れのように


焼けついた道の上を歩かなくては いけない








でも ここは東京


怪し気な香を入れなくても歩けるのに


なぜか 外に出るのを 躊躇っている































エアコンのおかげで


昼間まで寝ていた







これまたエアコンのおかげで


不思議な夢も見られた











寝る前に 恋愛詩を読んだ訳でもなく


歯を磨いた後に ハードボイルドを読んだ訳でもなく


夜鳴く鳥に 誘惑された訳でもないのに








刀を腰に差し 食事を出してくれる店に入り


眉の下がった女性が作る料理に舌包みをうち


夢なら覚めないでくれ!






と、夢の中で念じていたのだ・・・















































8月は


僕の中に在る 一つの回路が 堕落するのかもしれない






僕の家は 夜、電車が走る音は聞こえない


でもたまに陽が落ちる前に



窓から群青色の空が見える



























住む部屋から


犬の遠吠は聞こえないけど


猫の逢瀬の時の甘い鳴き声は 聞こえる











蒼い空に


時々 おっとりとしたもやのようなのも 見ることがある






風呂場の残り湯の湯気も それをまねてくれる時がある




ただ


おっとりとは していない










































蝉の鳴く音を あと何日聴けるのだろう



8月のラブソング


8月のパラドクサルで メランコリーに泣く 蝉




あと何日・・・






















風がいつのまにか やんでいる


硝子のコップの中の ソーダ水もなくなっている




































8月は



時々 とても素直に陽が沈んでくれる



もしかしたら 今夜も


 幻想的な夢を 見させてくれるかもしれない




港町に泊まった 夜のように・・・




























🌸
































都会では 


自然が演奏する ムーンライトソナタを聴けない





都会では


真夜中に吹く 風の囁きを聞けない








もしかしたら都会の猫は それを聴きたくて


雨が降りそうな夜の散歩には 長靴を履いていくのかもしれない




























水の中に咲く花は


池の傍に生えている木の愚痴を


いつも聞いている







ヴァイオリンになりそこねた 栃の木の愚痴のように・・・







 「最近 トンボさえ止まってくれないし・・・


  時々来る雀は歌が下手だしなぁ~」





ふむ・・・







 「せめて 時々ここに遊びに来る彼の聴いているウオークマンの


  ピアノソナタを聴ければ いいんだけど・・」








































8月


美しい8月







トンボは 花に止まり


花から言われている







 「ねぇ たまにあの名前も知らない木さんの枝に 止まってくれない


  一度でいいから・・・」






水の中に咲く花は とても優しいのだ




























木陰で 強い陽を避けている蟻さえ







 「トンボ君は贅沢だよ


  オイラたち


  あの素敵な空を 飛べないんだぜ」



























空に向いて咲いてる


可愛い花







でも意外と愛に飢えているのかもしれない





時々 水辺に座っているどこかの詩人の、愛に溺れている呟きを聞く度に



恋に憧れているのだ





































この時期



たまに陽が暮れるまで 鎌倉の海の傍に


いることがあります










日没を見たいためです




世の中は


常に変動するものが多いのですが





陽が沈む美しさは


いつ見ても変わりません








陽が落ちたら帰ります


肌にまつわる柔らかい風が 駅までエスコートしてくれるし ね・・・

























   「善き人のための ソナタ」


    観たあと しばし映画館の椅子から立ち上がれないほど

    素敵な映画でした



   2006年 ドイツの作品です
   
   使わせて戴きました














🌸





























夏のはずなのに


涼しい秋のような風が部屋に入る








僕は真夏が苦手なのを どこかの小石が知っていて


風に囁いたのかもしれない










小石は 本当は沈黙が好きなのに


風とは 話したがるのかもしれない
































でも そのおかげで



また熱い珈琲を もう一杯



秋のような夜に もう一杯















































風は



夜の梁をくぐり


葉に優しく吹き



僕の部屋にも 優しく吹く











部屋が 天然色となり




一部の色が消え


一部がモノクロになり









遠い記憶の中の街のように


僕の部屋は ぼやけていく





素敵な夜なのかもしれない

























珈琲の中に


ボブ、デイランの歌が入っていく






真夜中のメロデイが入っていく

































空の青さの前では


嘘をつけない









夜の青さのまえでは


シエークスピアにもなれる









夜は


自分の中に 帰る必要がないのだ







それを恐れて


小鳥は夜 眠るのかもしれない















































記憶が曖昧な時に





日比谷の野音で 加藤登紀子を聴き


連れの 大学生の子と


噴水の傍のベンチに並んでかけ





夜になった空を眺めながら 音楽について語りあったことがある








笑う子の口の中の 羊歯が



月の明かりで 水の中を泳ぐ綺麗な魚に見えた









ベンチの下で


誰かが捨てた漫画のページが 風のせいで捲れていた・・・















































それから吉祥寺に その子と酒を吞みに行き




終電で別れて帰った記憶がある









その時の風も 優しく僕の身体を包み



その夜も



自分の部屋で ボブ ディランを聴き










何故か 黒いダイヤル式の黒電話を いつまでも眺めていた・・・




























   載せた映画の画像は 「オネーギンの恋文」 1999年 イギリス です

   お借りしました・・・


















🌸






























急に暑くなった気がする



今までも暑つかったはずなのに・・・









学生の頃 住んでいたアパートは


風も入らず


秋葉原で購入した扇風機は 僕の部屋では 温風機となった








そのころから比べると今 天国のはずなのに


なぜかそんな気は全然しない






朝 遅く起きて


鏡を見ると 上の睫毛と 下の睫毛がまだとても仲良くしている








一晩中 べったりと着いていたのだ


無理もない・・・




























ヤム芋の根のように



まだ睫毛はからみあっている気がする








やれやれ・・・






































水道の水は


なんてこんなに まずいんだ









これじゃ 一晩素敵な夢を見た


映画狂の 女性も 口を漱ぐ気が おきないだろうな







でも



陽が昇る前の 外の空気は とても爽やかな気がする







冷蔵庫の中に一晩中 冷やした水を飲む


ハーレムの女部屋で トランプ占いをしながら飲む水のように


とてもうまい




水道の水よ!


少しは見習え








なんて朝から機嫌が悪い 



   ・・・・


























東京にある神社のくせに


辺鄙なとこにある神社のような 佇まいをしている場所に住んでいる


猫です










何年も前から


人に媚を売ることを 忘れた猫かもしれない








そのくせ


僕をじーと 見ている







  五線紙を上げるから


  そこにいつか湧き出る音を


  書きなよ







なんて 猫に言われてる気がする









































梅雨のせいか


空が今にも落ちそうだ







空も青い水が ほしいのかも しれない



































可愛い小鳥のカップルが


やたら 落ち着かない






もうじき木の下から出てくる蝉に


木に登る整理券を作っているのだ







その小鳥たちに


一晩の 僕の部屋のベランダで行う夜食会の招待券を




そっと 羽根の間に入れる









デザートは メロンシロップ入りのケーキだぜ




ね!


最高でしょう・・・





























🌸



























大分まえにさ





僕の友人の ジュクに住むノラ猫がさ


ここでブログを書いたみたいだけど




僕も真似して 書いてみようかな?


なんて いいかな?







僕かい?






彼の友人なんだよ



同じ ノラ猫






でも ここも住にくくなったなぁ~



























だってね




最近さ


マナーの悪い人が多くなったんだよ







おそらく 顔も似てるけど隣の国の人かもしれないな


聞きなれた日本語じゃないし







僕を見かけたら 頭を撫でてくれる女の人もいないしね





もっとも


ああいう人が近よって来たら 逃げるけどね







なんとなく嫌なんだな


前に一度 蹴とばされたし・・・











































この前 ここで書いた僕の友人の野良猫はさ







彼女が空の星になってから


数年後に真似して 星になったんだよ







それを知ったとき


悲しくて数日 ねぐらにしているビルの地下に こもりきりだったよ







毎日 彼を思いだしては泣いていたかな




猫はもしかして 人間より情が深いんだぜ






そんな怖い顔をしないでよ



冗談なんだから・・・





























































彼とね


前に何度も同じ道を真夜中歩いたこともあってさ





真夜中でもここ(新宿)は 明るいしね




彼がいなくなってから


もうあの道は歩かなくなったなぁ~








だってさ



やはり思いだすんだよね 彼の事 


あの道を歩くとね







あの風の匂いがするひげが 僕の顔に触れたりしたことや


盛んに彼女の事を褒める話をしたことや


いろいろとね





























通りゃんせ


通りゃんせ






星が綺麗な夜は


通りゃんせ 


優しい人の声がする道を 通りゃんせ  ♫







なんてね


ドラ猫声で よく歌っていたよ








彼 トニーベネットのような 素敵な声だったよ





























あの歌ももう聞けなくなった訳さ








ごめんごめん


つい愚痴になってしまったなぁ~











ブログを借りて書いているのに


























もうじき 夏だね



少し楽になるかな









だってね 夏は遅くまでこの街を歩く人も多くなり



コンビニの弁当なんか よく道に捨ててあるしね









たまに魚が入ってることもあるんだよ



そういう時に限って カラスもくるんだよ









最近 僕も強くなったし カラスなんかに負けてないよ


























なんか


まとまりのない ブログを書いた気がするなぁ~








まあ いいや



猫の考える事なんて こんなものなんだよ




またいつか 書いたら読んでね・・・























風邪をひかないでね


           
            バイバイ



























🌸







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旅に出て




沈むような静けさの中を 無性に歩きたくなるときがある





目黒の狐に案内してもらうしかないかな?


なんて思う時さえある






でも




稀に そういう場所があり



そういう場所に遭遇すると






鞄の中に入れてある「油揚げ」の処分に、とても困るんです








































常に僕は どこかに出かけるとき


鞄の中に あれこれ入れます







ウオークマン カメラ 江戸時代の地図?


おいしい水 タオル二枚 歯ブラシ






江戸時代の地図は このあたりは江戸時代なら この辺なのかな?


と、楽しむために




タオルは 時々出会う 露天風呂に入るため・・・




うまくすると湯で、狂歌師に出会えるかもしれません

































ただ 温泉が好きなのですが




たまに湯の中で 瞬時の夢を見る時があります








陽が沈みかけているときなど


白い湯気を見ながら 川の水音を聞いていると






「あんさんは 江戸からですか?」





なんて 町人風の人に聞かれたりします






「いいえ 東京からです」


なんて答えて相手を見ると そこには夕陽に輝く湯気しかない


あ! 夢か・・・







なんて 雑司ヶ谷の鬼子母神にいる猫のように



驚く訳です・・・・















































常に何泊してもいいように


簡単なものは 鞄に入れてあります










無名のさびれた宿が意外に好きで


その宿の 通された部屋に


欅の突板の一面鏡が部屋の隅にあり






どこかの女流書家が書いたような恋文がその鏡の引き出しの


一番奥に 隠されていたりすると










これを読んではいけない


という理性と朝まで闘うわけです







































この時期に旅すると







朝方 強い雨音に目が覚め


その雨に打たれながら湯に入り 部屋にある内湯にまた入り






さて 今日はこの宿で一日過ごすかもしれないな




この宿に猫がいたかな?


いれば遊び相手になってくれるかもしれない




あるいは


螺鈿細工がしてある帳場箪笥の横に置いてある本を借りて


雨音を聞きながら 読書も悪くあるまい










なんて


色々と思考するのです





































でも


川魚と海苔と味噌汁と漬物だけの 朝ごはんを食べているとき


(僕には凄いご馳走です)




急に朝日が顔を出し


鳥も鳴きだすのです





















やれやれ


また予定の組直しだな


なんて







見知らぬ人の交わした


真夜中のお伽話の続きのような 気さえ するのです

























🌸