エレクトロポレーション

１月から新しい機械を導入しました。

この機械を用いることによりエレクトロポレーション（電気的穿孔法）

という施術が可能になりました。

この方法の特徴はパルス電流を用いることです。

その結果、皮膚の細胞膜の脂質層レベルに

水の通り道が形成され、そこを分子量の大きな成分が通ることができ

皮膚に直接、導入しやすくなりました。

何といっても皮膚に対してプラセンタなどのイオン化しにくい

成分を導入できるのが大きな特徴です。

一般的にはnon needle mestherapyともいわれ針を使わないメソセラピーとも

言われております。施術は２時間近くかかりますが

皆さま気持ちよくて眠ってしまう方がほとんどです。

今まで針で注入していたことが針を使わなくともよくなったので

またご興味のある方はご相談ください。

二宮塾開催

１２月１０日に熱海の金城館にて

漢方皮膚科症例検討会が行われました。

今回も多数の先生方が参加されており

皆で提示された症例に自分ならどうするかを

１人ずつ述べていく形式でした。

病気の始まりから終わりを６つの流れに分類する

６陰６陽の考え方の講義もあり漢方の奥深さを感じました。

スレッドリフト研究会

スレッドリフト（糸による若返り術）の研究会が

大崎にある南雲クリニックで開催されました。

今回の目玉はなんといってもスプリングスレッドという新しい糸です。

これは、しなやかなフェイスリフト用のスレッドリフトで

従来の固いスレッドに比べ３つの利点があります。

①従来の硬いスレッドに比べて耐性に優れ

筋肉の動きに合わせてスレッドが伸び縮みする

②動きに合わせてスレッドが縮むので

スレッド全体にわたってテンションが分散する

③突起の先端は硬くなく尖っていないため

引っ張られ力を吸収させることが可能である

このことから筋肉の動きにも支障なく結果に不自然さがないのが特徴です

イタリアではこのスレッドリフトを生きた糸による若返り術として評価されています。

私も切らないでここまでの効果を出せるのは素晴らしいと思います。

ヨーロッパでは首のたるみや眉高を強調させる場合あるいは

お尻や乳房の下垂に対しても応用されてよい結果を出しております。

私の行っているシルエットスーチャーも効果は良いのですが１部分切開が

必要になるのでこのスプリングスレッドの方が患者さまの負担も軽くなるので

今後の導入を考えております。