就活生たちへ
就活生たちの中には
仕事がしたくない、働きたくない・・
働きたくない症候群のような学生たちがいます
だから就職活動が出来ないしたくない苦手、らしい・・
なぜ働きたくないのか、
その理由を探せば山ほどあるでしょう
もしキミが例えば働きたくない側の学生だとしたら
１つだけ気にして欲しいことが有ります
別に働くことを強制したり
働かないことがいけない事とか
偉そうなことを言うつもりも全くありません
例え教育実習やアルバイト先で仕事に対し幻滅したりしてもいいから
ちょっと気にして欲しいことが１つだけ有ります。
「ある既卒者の話です」
その人は就職活動を全くやらなかった
やらない理由は、めんどくさかったから、働きたくなかったから
大学生活はスロットにはまり、
大学生とは名ばかりで
朝起きてスロットに行き夕方帰ってきてゲームやって１日が終わり
スロットで多少儲かり、
親の仕送りもあったから生活もできた
だから別に目的なんて無くてよかった。
気が付けば大学4年卒業も出来ずにいた
親には授業にも出ている就活もしている、とウソを並べ
結局は毎日毎日スロットに明け暮れていた。
それから２年が過ぎ彼は大学を中退した。
生活は何も変わらなかった
毎日毎日スロットに明け暮れて目的なんて何も無かった
そんなある日、いつものようにスロットをやってると
一瞬25才の彼がハッと感じた・・
「オレ、何やってんだろう・・何で生きてんだろう？」
「オレが今死んだって誰も困らない・・何だ？オレって」
突然、生まれて初めて考えもしない考えが降りてきた
そんな自分にビックリした。
25才の今まで働きたくないめんどくさい、そう思ってきたのに
ふと、この生活を変えないとヤバい、そう思えたと言う
数日後、手元にアルバイト情報誌があった、覗いた
IT企業のアルバイトを始めた
そこには笑いながら生き生きと働く仲間がいた、驚いた
そしてカッコいい働くオトナがいた初めて見た、驚いた
この仕事は自分に合ってるとも薄々感じ始めて
それなりにやってる感を覚えてきた
しかしアルバイトの期限が来て今日が終了日となった・・
社員達が続々退勤する中、数名と社長だけが残った
その時自分の中で初めてここで仕事をしたい感情が生まれた
しかし今日が最終期限の日、「あぁこれで終わりかぁ・・」
・・そう思った
すると社長がやってきて
「よかったら社員にならないか・・」
そう言葉をかけてくれた。
彼は一目はばからず号泣した・・・と言う話です。
これから長い人生の中でキミたちは沢山の選択を強いられます
そこから逃げるも向かうのもそれはキミたちの自由です
ただ、働きたくないという事は、
恐らくその選択も放棄することを意味しているかも知れない
その選択を放棄することは自分の人生を放棄する意味に近い
出来るなら一度
カッコいい働くオトナを探して欲しい
きっとどこかに必ずいるはずです。
ミュージシャンやモデルやDJやサッカー選手とかではない
医者や弁護士や経営者じゃなくてもカッコいい働くオトナはいます
今、働くことに興味がなく虚しさを感じていても
生き方に共感できるかもしれない
今、働くことに不安と嫌悪感を抱いていても
生き方に希望を見い出せるかも知れない
今は仕事がしたくない、働きたくない・・
就職活動が苦手、それでもいいよ
キミが見てカッコいい働くオトナ
どんな大人なのかキミ自身の中で探り出して欲しいんだ
それだけでもキミの人生は確実に変わる
ｂｙ あしなが
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