全4年生の就活生達へ・・・
厳しい日差しの中、会社員たちはワイシャツのネクタイを外しカラフルな半袖姿で街中を歩いてる
キミは長袖シャツにネクタイをしっかり締め、おまけに紺色のスーツを上下しっかり着込んで、地図を見ては大粒の汗を流し歩いてる・・・
若いサラリーマン達が笑いながら仲間と語り合い、ランチに行くその姿にちょっとは自分を投影させて見る・・来年の今頃の自分をイメージしては、最近ちょっとだけ失った自信に、ため息が焼けたアスファルトに溶けた・・・
コンビニのパンを齧りながら、スプーン一杯の「不安」と戦ってみる。
スプーン一杯の不安は缶コーヒーを飲み終える頃にはいつも消えていた・・
そんな小さな不安が、最近は小さく思えなくなった・・何故だろぅ・・?
パンを胃袋に流し込みながら真っ直ぐ前を見た、巨大なビルが自分を見下ろしている
思わず下を向いてしまった・・
春、そう3月頃のキミは巨大なビルが自分の居場所に見えてしかたがなかった、そう考えると胸が高鳴り、今の自分なら敵はいないくらいの勢いで企業選考と向き合って来た、でも、それもそんなに上手くは行かない事を「結果」がキミにそっと教えてくれた・・・
夏が始まる頃、キミはパソコンと向かい合っていた時に初めて「不安」と言う感情を見つけ出してしまった・・ナビで説明会を探していたら全てが満席状態になっていた・・状況が一変してきた事を知ったんだ
その日からその感情はなかなか自分から消えてくれないようになった、それ以上大きくはならないけれど、消えない・・今も、そうさ
今年の夏は猛烈に暑く、蝉の声すら暑さで消えてしまいそうだ。
地下鉄の中は涼しかった、太陽に焼かれたスーツからゆっくりと冷気が差し込んで来た、つり革につかまりながらぼんやりと考え事をしてみた・・実は考え事をしているフリをしているだけで、実は何も考えていなかった、と言うよりも何も考えられなかった。
前の席が空いた、座ってみる。
自分の顔が窓に映っていた、いつも毎日みている自分の顔・・
「ゴン!」後頭部を窓ガラスにぶつける
「ゴン!」もう一度ぶつけてみた・・・
隣の席のご婦人が怪訝そうな顔をして自分を見た、キミはため息を飲み込んで心の中で詫びた、「自分だってこんな事したくない」
窓に映ったキミの顔から笑顔が消えた、始めてみたような自分の顔に驚いた・・「いつからこんなふうになってしまったんだ」
気を取り直し、携帯を開き地図を検索する、次の駅で降りた方が良いみたいだ
目的の企業は半蔵門線の表参道から徒歩10分となっている・・・
外に出た
太陽が熱い
大粒の汗が流れ出した
焼けたアスファルトをしっかり踏みしめ今日もキミは企業へ向かった、
スプーン一杯の「不安」と戦いに・・。
不安は誰でも抱いてるものであってキミだけじゃないんだ、不安がキミを食い尽くすことはないさ、なぜならキミには希望があるから
キミは希望に満ち溢れているからさ
不安と戦い乗り越えるのは希望しかない
キミを希望と見ている人がいる
いつもどんな時でもキミを希望だと見ている方がいる、キミがどんなに挫折しかけそうになったって、キミがどんなに落ち込みそうになったって、キミこそが希望と信じてる方がいる・・・
キミが地下鉄の窓に頭を打ち付けて絶望の瞬間に触れようとしても・・キミこそが希望なのだと信じている方がいる・・・
キミのお母さん
キミのお父さんだ
だから・・
キミは下をむいちゃいけない、悔しくても苦しくても辛くてもどんなに痛くてもだ。
キミはキミを希望だと信じている人を裏切ってはいけない
だから・・
キミはキミの希望を持とう、そして自分を信じよう、そして戦おう!
全ての4年生達へ、ボクは圧倒的な想いを込めてキミ達を応援します、なぜなら・・
それが、絶対に負けられない戦いだからさ!
「就活ラブ
」だぜベイベ!
就活支援センター Byあしなが
Mr、就活ソウルダイナマイト
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