バロージャとのケンカ。

一緒に何かすることによる心の交流が大切と思う私。
現実に追われるバロージャ。
私からの連絡が彼を追い詰めてた。

バロージャの心はコロコロ変わり、その度に追いつこうと努力するが、私が彼の意見に賛成できた時には彼の心は変わっている。
この流れが毎回起きるのでだんだん分からなくなって、バロージャに聞いてみたら、私が悪いと言われた。

何がしたいのかよくわからなくなってきた。
バロージャの心に住む誰かわからない人達と会話してるのか、
バロージャは誰かの意見に従ってるだけで本心から外れているから意見が変わるのか。

いつも不思議なバロージャ、
ある夜、バロージャが秘密の場所へ連れて行ってくれた。

そこには星空へ向かって泳ぐ大きなクジラがいた。まるで夢のような場所。
すぐに私のお気に入りの場所となった。
それから私達は何度もクジラに会いに行った。
バロージャはクジラを見ながら言った。
「神様はどんな存在だと思う?死んだらどうなるかな?」
「神様は太陽みたいな大きな存在で私達はそこからひょっこっと飛び出し、地球へやってきた。肉体が滅びたらまたそこへ戻ると思う」。話終えた私の頭をバロージャは大きな手で優しくなでてくれた。

私達はそこで色々なお話をしたり、あるときは静かにそこにいたり。

もう一度会えたならまたクジラに会いに行きたい。