まぬけなウォンバット(1990年)
Безтолковий Вомбат
【原作】
ルース・パーク(Ruth Park)
【スタッフ】
脚本(автор сценарию):
T・ウラーソヴァ(Т.Власова)
監督(кiнорежисер):
S・クシュニーロウ(С.Кушнiров)
撮影(оператор):
I.セルヘイェヴァ(І. Сергеєва)
デザイン(художник-постановник):
N・チェルニーショヴァ(Н.Чернишова)
音楽(композитор):
V・ビストリャーコウ(В.Бистряков)
録音(звукооператор):
I・モイジェス(І.Мойжес)
他
【制作】
ウクラニマフィルム(Укранімафільм)
Безтолковий вомбат - Wikipedia, Українська
【あらすじ】(多分こうだと思う)
一見、マングースの様な、ヌートリアの様な、
愛嬌のある、大きなズボンを穿いた、
尻のデカい、帽子を被ったキャラクター。
実は、ウォンバット。
場所はオーストラリアのステップ気候地帯。
皆と仲良くしたいのに、皆から嫌われ避けられて・・・。
いつもさびしい思いをしていたウォンバット。
そんなある時、動物達がハンターに襲われた!!
ところがそのハンター達の乗った車が
ウォンバットの弾力のあるお尻にぶつかると、
その大きな反動で遠くへ飛んでいってしまった!!
騒ぎが収まると、
足元に、ネズミ夫人(Пані Миша)がいた。
そして、彼女と一緒に都会へ行く事になった・・・。
原作は、
オーストラリアの作家ルース・パークによる
『まぬけなウォンバット』
(The Muddle-Headed Wombat)
まず、極めて特徴的な主人公等のキャラクター!!
それから、極端な遠近法や演出の凄さ!!
丁寧な作りで、技術はメチャ高いです!!
極めて優れたスラップスティックアニメだと思います!!
『ペートリック・ピヤートチキン』
(Петрик П'яточкін 1984)
もそうなんですけど、
かなり難しい演出をこなしてます。
ウクライナアニメは侮れません。
未だウクライナアニメは2つしか観てませんが、
いずれも技術レベルは高いです!!
言葉が分からないので、
最後の方のオチがよく分かりません。
いかにも『つづく』ってな感じなんですが、
続編は無いのでしょうね。
主人公が、妙にメキシコ人っぽいんですが。
それと、ダチョウのお母さんも、
エアロビしている人の足首に付けてる
ルーズソックスっぽいものを履いて、趣がでている。
【追記:2023/2/7】
画像14枚追加
ウラソヴァ → ウラーソヴァ
クシュ二ロウ → クシュニーロウ
チェルヌィショヴァ → チェルニーショヴァ
ブィストリャコウ → ビストリャーコウ