甲虫さんとネズミさん(Pıspısa Xanım və Siçan Bəy, 1974) | 妄想印象派 自作のイラストや漫画、アニメ、音楽など

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Pıspısa Xanım və Siçan Bəy(1974)

Пыспыса ханым ве Сичан бей

アゼルバイジャンのアニメ


【原作】(Əsərin Müəllifi)

アブドゥッラ・シャイグ(Abdulla Şaiq)

【スタッフ】

脚本(Ssenari Müəllifi):

ナタリヤ・シュネイェルНаталjа Шнеjер, Nataliya Şneyer)

インティガム・ガスムザダИнтигам Гасымзадə, İntiqam Qasımzadə)

監督(Rejissor):

アハナフ(アガナグ)・アフンドフАғанағы Ахундов, Ağanağ Axundov)

マスット・パナヒ(Мəсуд Пəнаһи, Məsud Pənahi)


【制作】

アゼルバイジャン映画スタジオ

Азербайджанфильм, Azərbaycanfilm Kinostudiyası)


【資料】

Pıspısa xanım və Siçan bəy (film, 1974) - Wikipedia Azərbaycanca


http://www.youtube.com/watch?v=1nmtucd6d68


色々と調べて参りましたけど、アゼルバイジャンは、

超アニメ大国だというのが分かりました。

日本では全く知られてませんけどね。

正直、物凄く驚いてます!!

1930年代には、既にアニメを制作していたようです。


言葉が分からないので話の内容はよく分からないのですが、

カブトムシの女の子が、自分を認めてもらいたいために、

おめかしして、歌と踊りを披露するなどして、

色々な所へ掛け合うという感じの内容でしょうか?

でも結局最後は、川に溺れたせいでおめかしが台無しになり、

川から上がった後一人で佇んでる切ない気分になる場面で終わります。


最初私は、主人公は見た目からして蟻だと思っていましたが、

題名の英訳がネットに出ているのをやっと発見し、

「Pıspısa」が「beetle」である事を確認しました。


このアニメは、技術的に優れ、丁寧な作りです

(予算の都合上手抜きをしている日本の一般的なアニメよりも、

日本よりも裕福ではないのに細かく丁寧に作られている外国のアニメの方が、

私は好きです)。


また、民族的な音楽がベースになっていると思われる舞曲や歌もあり、

ミュージカルアニメとしても優れていると思います。


原作者のアブドゥッラ・シャイグは、アゼルバイジャンの詩人で、

このアニメの原作も、彼の詩によっているそうです。


「Pıspısa Xanım」は「Tıq-tıq xanım」とも出ています。

恐らく名前だと思いますが、「ティグティグさん」というのでしょうか?




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