本当の、日本初の人が乗る巨大ロボットとは? | 妄想印象派 自作のイラストや漫画、アニメ、音楽など

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半年前だったかな?

アート仲間の家にお邪魔した所、林静一の「赤色エレジー」というタイトルの

漫画の短編集が本棚にあったので、何気なく取り出して読んでみた所、

山姥子守唄」(1968)という読み切り漫画が掲載されていた。


きちんと読んでいないので、はっきりとは粗筋はわからなけど、確か、

金太郎が悪人から少女を救い出すという内容だったと思う。

でもやはり、台詞や内容が「ガロ」っぽいというか、詩的な感じ。


で、私がとても驚いたのは、「マ王」(悪の首領)が

巨大ロボットに乗っている所である!!


以前は、人が搭乗する巨大ロボットの元祖は、

永井豪の「マジンガーZ」(1972)だと思っていた。

でも実際は、ポール・グリモー(Paul Grimault)の長編アニメ「やぶにらみの暴君」

La Bergère et le ramoneur(1952)が元祖であるという事を後に知った

(後に『王と鳥』Le Roi et l'Oiseau《1980》に改作)。


なら、「マジンガーZ」は世界第2位で日本第1位なのか?と思っていたが、

そうでも無かった訳だ。


調べてみたら、更にこういった情報が・・・。

http://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q1010905070?fr=rcmd_chie_detail

http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A2%E3%82%B9%E3%83%88%E3%83%AD%E3%82%AC%E3%83%B3%E3%82%AC%E3%83%BC

「アストロガンガー」が、「マジンガーZ」よりも僅かに2ヶ月程早い!!

でも「ガンガー」は、意思を持つロボットという特異な設定なので、

微妙と言えば微妙。


永井さんも、他に考えている人がいたとは知らなかっただろうとは思うし(多分)、

私も似た様な体験はいっぱいある。

永井さんは確か、車の渋滞の様子を見て、

車がロボットのようになって前の車を跨いでいけたらいいのにな、

と思ったのがきっかけだったと言っていたと何かで見た記憶があります。

でも、デザイン的にカッコいい人の乗る巨大ロボットの元祖は、

間違いなく「マジンガーZ」である(と思います)!!


厳密に言えば、やぶにらみの暴君」の巨大ロボットは、

操縦する場所(狭い)がロボットの後頭部にあり、操縦者は立っている。

「山姥子守唄」の巨大ロボットは、頭の内部に「操縦室」が入っており

(目の部分が窓)、首領とその子分(?)とさらわれた少女が搭乗していた。

「マジンガーZ」は、頭部に飛行機(パイルダー)が載るスタイル。


で、私以外でそういった事をネット上で見出している人がいるのかどうか検索した所、

こういう記事を発見!!

http://www.geocities.jp/mocotic2/GABRIELLI/COMICS-1.htm

でも、「日本の人間搭乗型巨大ロボットの元祖か?」みたいな感じには書いていなかった。





まあ私は、この手の話は専門分野ではないので、

これで完璧に正しいのかどうかは知りません。

あくまで私がたまたま知った話を書いたまでです。

言うまでもない事ですが、リアルな本物のロボットの話は除外しています

(今、ロボット開発凄いですよね)。

「漫画」「アニメ」に限定しての話です。


【オマケ】

韓国初ロボットアニメ「テコンV」(1976)

http://www.chosunonline.com/article/20070118000077






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