実は
ずっと忘れられない印象に残る参加者の方がいらっしゃいました。

途中から参加されて途中で帰っていかれたのですが
まるで風の又三郎が銀河鉄道に乗ってさっと参加し
又さっと風のように消えていった方がいたのです。

多分その方のお顔を見たのは私だけです。
マントは着ていなかったのですが
謎めいていて、宮沢賢治を連想しました。
多分私の朗読の部分だけお聴きになったのだと思います・・・。
急にお帰りになったので
拙い朗読に呆れて帰ってしまったのかと思いガッカリしていたら
テーブルの上に名刺とある本のコピーと
綺麗な文字が残されていて
その言葉は心に深く残りました・・・。
もちろんお名前も連絡先も教えて頂きましたが
あまりにも深く印象に残りすぎて
どうお手紙を書こうかを悩んで・・・気が付くと10日が過ぎました。

キツネにつままれたような
不思議な気持ちで、なんだか夢のような気もして
ぼーーと毎日考えてきました。
お返事を書くよりも、謎の言葉のようなメモに従って
教えて頂いた「ある場所」と「ある人」を明日尋ねてみるつもりです。
メモには
謎解きの次のSTEPのような「ある場所」と「ある人物」について
書いてあり興味がそそられて、もう行くしかありません。
楢部先生にご相談したら
「その場所」も「その方のお父様」もご存じとのこと。
え~~!
そうだったんだ・・・。
狭い世の中。
明日どういう展開になるか
とても楽しみです!
それにしても
その方は
私が一番やりたいことを
何故わかったのだろう?
ひょっとしたら
私を助けてくれる足長おじさん?
いえいえお若い方でしたから、おじさんではありませんが・・・。

とにかく
秋の夜のミステリーのような
酔読会で起きた不思議なできごと・・・。
明日開ける扉でお目にかかる人は
果たしてどんな方でしょうか・・・。