離陸して雲を抜けたら同じ快晴の空の中なのに
温度は一切感じませんでした。
ただ静かに晴れているだけです。
雲の隙間から地上の景色が見えるだけ。
真横は青い空が続き、少し上を少し見ると太陽の光だけ感じます。
太陽が当たっている地球の側の空の上は
こんな風にいつも同じ風景が広がることを思い出しました。
インドの上もアメリカの上ロシアの上も
いつも風景は同じ。
太陽が当たっていない側は夜ですが
ただ静かに夜空が広がり、少し上は星が瞬いています。
地上に台風が来ても、地震がきても、竜巻きがきても
空の上はいつも静かで、スッキリしている。
一万メートル上空まで上がると雲や地上の影響は受けません。
・・・・・・・・そうだよね。
これから私の心もそうしよう！
シンプルにそうすることに決めました。
誰かの言葉に傷つくときは竜巻きがハートを襲うようだし
自分自身に葛藤するときは嵐に呑み込まれています。
心配ごとがあるときは見あげた空は雲で覆われ
過去を悔やむときは札幌の今日の天気のようにシトシト雨が自分に振ります。
そんなときは
心だけ一気に一万メートル上空にあがればいいだけだった。
飛行機の窓から見える風景を
しっかり心に刻みました。
私の心の高度は
私が決めればよいのです。
私の心の天気をスッキリさせたいときは
一気に一万メートル上空に行けばいいだけ。
人間の脳だけができる
不思議な心のマジックです。
どんより重い雲を眺めて家に向かう私の心は
機内で聴いた懐かしい歌声が響き
とても快晴です。
今日も良い日でありますように