私が伝えたいリスクマネジント< 新入社員研修> | 桜井妙の「新ストレスと怒りの調理法」

桜井妙の「新ストレスと怒りの調理法」

★職業:講師 ★専門:ストレスマネジメント アンガーマネジメント コミュニケーション危機管理 ★特徴:「あたま・こころ・からだ」をととのえる ★㈱コミュニケーション・デザイン結 代表

3年目に入ったJAPA(公益社団法人 日本航空機操縦士協会)でのリスクマネジントセミナー


JAPA5

「リスクを防ぐにはどうしたらいいだろう?」ではなく
「何か起きたとき、どうするか?」が私が伝えたいことです

これが私の人生を支えてきた事です

目の前に起きる色々な事は
じっくり考える暇などありませんでした
「行動しながら考えて、向き合って選択し決断して実行する」

新入社員にも危機管理は重要です
PDCA(PLAN DO CHECK ACT)サイクルから考えれば危機をもっと予測せよ
となるかもしれません

しかし
新入社員は経験がありません

彼らに必要なのはTEFCASです
(TRYーALL EVENTS FEEDBACK CHECK ADJUST SUCCESS)

まず恐れずTRY!

やってみて
言って聞かせて
させてみて
褒めてやらねば
人は動かじ

山



これは山本五十六の言葉です
昔の人もTEFCASをやっていたって事ですね

去年新入社員だった人も
今年から先輩ですが

後輩を想うあまり「やってはいけない事」を教えがちですが
会社の大きなダメージや人命にかかわる重大なインシデントに関わらないなら

やってごらん!と後押しして
その背中を見守り
失敗しても彼らが自分でやり方を考えて
それでも分からないとき教えてあげるのがいいように思います

リスクを想像する力は重要ですが
リスクは限りなくありますから

一人で何でもやってみて(自立)
自分で考える力と修正する力(自律)

これが大事だと思います

新入社員マナー研修でも同じ
マナーは人と人が関わる接点でホスピタリティがなければ出来ません
でもテンプレートどおうりではないのが
マナーでありコミュニケーションです


桜の咲く大阪技術センターで
多くの蕾達に今日もそれを伝えてこようと思います