人は人生が残り少なくなってから
人生の意味も価値も重要性も知るのかもしれません
やりたい事は今やらなければチャンスはない
伝えたい事は今伝えなければチャンスはない
そんな事を数年前から思っています
セミナーで
チャンスはほんの一瞬
たった一度しか来ない時があるので
チャンスをつかみ損ねる人には声を大にして伝えます
生きる事の目的を早くから考える人は
努力や天命の意味の気づきが早いように思います
目的が分からなくても日々必死に生きていないと
チャンスを敏感に感じられない気がしてなりません
老婆心から
ただ漠然と白馬の王子様が迎えにくることや
宝くじが当たるような
そんなチャンスを待っていても来ないから
今頑張りなさい
と、余計な事を若い人に言ってしまう事があります
平均寿命が８０才を超えても健康寿命は、７０才前後
東京は６９才なのです
７０才から８３才までは健康ではなく
寝たきりで病院にいたり
病気になってしまう方がとても多く
医療技術の進化が
寿命をあげているだけかもしれないのです
結婚しない人が増えましたから
病気でも一人孤独に１０年以上
頑張って耐えなけれいけません
仕事でつながっている仲間は
仕事が出来なくなると
つながる事は難しいです
それが現実だと
私は恐怖心から思い込んでいます
元気で動ける時
しかもチャンスがある時は
多くの場合
若い時しかありません
日本は何もかもが便利です
まるで竜宮城にいるようで
お笑い番組見て笑い
ネットサーフインで時間が過ぎて
マンガ読んでゲームやって
好きな物コンビニでいつでも食べられるし
あっという間に一日が終わります
夜になったら時間がなくなり
何かやろうと朝思った事も
又今度やろう？
と先延ばしにして
今日の楽しい事に集中して
眠くなって寝てしまいます
昨日やらない事は
多分明日もやらず
そんな人は
「やろうと思っていました」
と必ず言い訳を最初に言います
そう言う答えが
聴こえてくると
本当の自分は頑張りたいからだろうなと感じられて
辞めればいいのに、私は反応してしまいます
「ねぇ、それでいいの？」
と、おせっかいにも言ってしまいます
これは私の欠点ですね
本人はそれで満足しているだろうに
行動しない人を
自分で自分を騙す自己欺瞞の人生だと思い込み
つい余計な事を言ってしまう
私の価値観が行動しない人を評価しがちですから
私は箱に入って発言しているのかもしれません
人生が変わらない事を嘆く話を聴くたびに
何とかしたくなるのは
講師という仕事に執着する自分の価値観で
それをしないと自分が失格するような恐怖感
これも又私は箱に入っている発言です
若い人に余計な事を言うのは
自分が過去を振り返るとやれる事もやるべき事も
もっともっとたくさんあったと
多分残り少ない未来に焦り
時々昔を私が悔やんでいるからだと思います
おせっかいは辞めよう
余計な事はもう言うまい
と、今日は心に誓いました
私は他人を変える事など出来ないのです！
毎日楽しく暮らす
そんな人生も悪くないかもしれません
過去の楽しい思い出があれば
その思い出だけで生きていける事もあります
皮肉ではなく
真剣に自分の価値観を反省して
どんな人生も
全て素晴らしいのだと
ブログを読み直し気が付きました
私は
他の人の人生を
あるがまま
そのままに
静かに見守る
自分が箱に入っている事
自分の自己欺瞞にも
ブログを書き直し
ようやく静かに気が付きました・・・