梅ちゃん ドラマのセリフ | 桜井妙の「新ストレスと怒りの調理法」

桜井妙の「新ストレスと怒りの調理法」

★職業:講師 ★専門:ストレスマネジメント アンガーマネジメント コミュニケーション危機管理 ★特徴:「あたま・こころ・からだ」をととのえる ★㈱コミュニケーション・デザイン結 代表

梅ちゃんを見ながらセミナーのレジメを郵送する準備をしています

お見合いの席で
素敵な男性が隣の部屋の人を「全く下品な人たちだ・・・」と発言しているシーン

あぁ・・・似た事があったなぁと思い出しました

きちんとしたステータスのある方から
お食事をご馳走になったときのこと

ご馳走して頂き、会計のところへ行ったら
見習い風の女性がレジで御釣りを間違いました

その時「ちっ!」と舌うちをして
店を出てから「全くバカな人間が多くて困りますよ」と私に同意を求めました

素敵な方で話も興味深かったのですが
大きく価値観や認識が違う事を感じました

その方とは二度とお目にかかりませんでしたが・・・


今思えば
その人を責められほど私は偉い人間ではないのに

どうしてあんなに許せない感情を感じたのかを
考えたら・・・・



自分の中の見たくない心の闇をそこに見て
激しく怒りを感じたのだろうと思います


私は人を見下す事などない!と言いたいところですが

怒ったり悲しいときは
そういうネガティブな感情が
パンドラの箱の中にしっかり存在するのが見えます


あの当時は
そんな気持ちは1%も自分にないと思っていて
その発言をした人を

私は確かに人間として下に見て
偉そうにジャッジしたんだと気が付きました


本当にそういう思考や反応など無ければ
目の前でそういう発言や行為を見ても

めずらしい花や動物を見るように
ただ理解できないと眺めたんだと思います


ジャッジする

人の脳は比較して理解するために
四六時中価値観でジャッジしているのかもしれません

ジャッジは脳の反応で
例え認めがたい言葉や行動を見ても

その人が100%悪人でもなく
その人を罰するほど自分は正しくはない

そう今は思えます

でも私が梅ちゃんだったら
若さという勢いで同じ事を言ったと思います

どのときも
人は一生懸命ですから
梅ちゃんのその一途さと真面目さは
人の心の扉の鍵を外しますね

さっ今日中にレジメを発送しなくては

頑張ります!