醜いアヒルの子がどうしてプレゼンが好きになったか | 桜井妙の「新ストレスと怒りの調理法」

桜井妙の「新ストレスと怒りの調理法」

★職業:講師 ★専門:ストレスマネジメント アンガーマネジメント コミュニケーション危機管理 ★特徴:「あたま・こころ・からだ」をととのえる ★㈱コミュニケーション・デザイン結 代表

皆さんのこの数日間のBLOGを拝見しました
プレゼンの事が書いてありました

ふと自分の最初のプレゼンって何だろう?って
思い出してみました

生徒会の役員に立候補したのが
最初のプレゼンらしきものですが
ライバル候補がいなかったので
ドキドキしましたが結構平気でした
全校生徒の前に立って出来た!
そしてライバル候補がいないから当選
これが大きな私の成功体験です


生徒会の役員は
中学に入り担任の先生にしつこくそそのかされ
うっかりその気になったからですが
人前で意見なんて言ったこと当然ありません


とにかく小学校のときは自分に自信が無かったです
それまでの私は病気がちでシャイでした
すぐ頬が赤くなり何でも泣いてしまう
元気がなく下向いてしまう大人しい少女 
何よりも、自分は醜く取り柄なんかないと思っていました
醜いアヒルの子の童話を知ったとき
私の事?と思ったし
でも私は永遠に白鳥になんかなれないと子ども心に泣きました

醜いし身体も硬い(笑)
生きている価値ないかもなんて
真剣に思っていた頃です


中学に入りすぐ初恋を経験しました

その初恋の相手から奇跡的に好きだというお手紙を貰ったのが
人生初の変化の瞬間です
好きな人が出来たとは誰にも言ってないのに
何故靴箱にラブレターが?と(靴箱なんてクラッシックですね 笑)
ドッキリカメラかと思い腰が抜けたびびりの私でした

醜いアヒルでも好きになってくれる子がいるんだって
しかも自分が初めて好きになった人が?と
奇跡だと思い
本当に驚き
半信半疑でしたが・・・・大感激!

少しだけ自分の顔が前を向きました

今考えるといくつかの小学校が集まった中学ですから
初恋の相手にとって私は単に知らない学校にいた
見た事もない珍しい動物だっただけですから
大いなる勘違いして

自信を持っちゃいました(笑)

では、その前のプレゼンへの道はと考えると

遡れば
小学校4年のときの学芸会の独唱のような気もします

これも声が大きいだけだったから選ばれて
自分が歌が上手だと勘違いして歌った気がします
皆の前で独唱するのは足が震えましたが
快感でもありました

もっともっと前には
3才くらいの頃日本舞踊の踊りの発表会が
人前で何かを伝えて最初かもしれません

綺麗な着物着て
子どもでしたから当然「可愛い!!」と褒められ
お菓子を貰ったり抱きしめられたり写真撮ってもらいました

子どもなので可愛いのですが
私は可愛いのだ!と
いい気になって調子に乗ったかも
単純ですから・・・
(その後自分を醜いと思い始めたのは童話がきっかけです)

子ども時代の事はさておき
こんな大いなる勘違いの結果がつもり重なり
仕事で人前で話すとき出来るような気になっちゃって
下手でも褒めて認めてくれる人が
私の周囲にはいてくれたので

人前で話す事が
知らない間に好きになる結果につながったのかもしれません

プレゼンが好きな人、嫌いな人、苦手な人、得意な人

その差なんて
案外大した事ないかも・・・です

醜いアヒルの子だった私が
プロの講師として図々しくセミナーやってますが
私は資質もスキルも殆どありません
(実は自己肯定感低い私です)

でも今
自分が講師として確信するのは

スキルが上手いプレゼンより
魂のプレゼンの方が絶対に胸を打ちます
なんかスキル下手な方がいいような気もします

私は魂だけで勝負してますから
それもありです!


プロコースの皆さんは
素晴らしいマインドの方ばかり
だから絶対に胸に響きますから

絶対に大丈夫!!!

皆さんの自己紹介
聴いてみたかったです

北の空から
いつも皆さんを応援しています


大いなる勘違い女より