仕事とお金One man's fault is another's lesson | 桜井妙の「新ストレスと怒りの調理法」

桜井妙の「新ストレスと怒りの調理法」

★職業:講師 ★専門:ストレスマネジメント アンガーマネジメント コミュニケーション危機管理 ★特徴:「あたま・こころ・からだ」をととのえる ★㈱コミュニケーション・デザイン結 代表

人生は成功と学びしかない

と、私も思いますが


仕事では「失敗(ミス)は学び」とはいかない場合があります

簡単なCOPYミスも社内なら許されますが
外部に関わるものは迷惑が他にもかかってしまいます

個人情報保護法があるので個人のデータを扱うときは
細心の注意が必要です

コーチングは守秘義務もありますから
相談する内容は死ぬまで丸秘でうっかり言う事は許されません

人の命を扱う仕事はもっと厳しく
ミスは許されず日々緊張しながら仕事をされていると思います

仕事は何故するかというと

生きていくためにお金が必要だから
お金を得るために働きます


お金は
人間のエネルギーなのだと習いました


働いてお金を貰うという事は親からおこづかいを貰うのとは
全く意味が違います 

その原点を考えると 
昔は物々交換でした

物々交換する物は
例えば長い時間をかけて野菜を育てたり
例えば命がけで肉や魚を手に入れたもの

人間のエネルギーを使い得た報酬の交換です

生ものや保存できないものは
等価値の交換は難しくなる

だから自然発生的にお金は生まれました

お金は
私達の労働力=エネルギーと同意味です

働くとお金を貰えますが
そのお金のためにたくさんのエネルギーを使うのは当然です

肉体労働だけじゃなく
知的労働も膨大なエネルギーが費やされ

そして、それに見合ったお金を貰えます

適当な仕事は
適当にしかそのエネルギーを消費していない

考えて頭も使っていなければ
一生懸命身体も使っていない

だから結果も出ないし
ミスをしてしまう

頭(思考)ではミスは許しますが
何か認めがたい感覚を
無意識に身体は感じてしまいます

人間の安全安心欲求に反するので
身体はそのミスを危険だと感じるのかもしれません

するとその人信用できなくなり
どんどん警戒してしまう

大事なお金を払って

適当な商品やよくないサービス、
あるいはミスが多い事務処理をされると

私は頭では理解するのに
こんな不思議な拒否感を感じてしまいます

何か身体が不快に感じるのは

たぶん
遥か昔の物々交換のときの記憶からかもしれません

魚を命がけで取って野菜と交換したら
その野菜はすぐ腐り、私は病気になってしまう

そんなことを
遥か昔、私の祖先は経験して
それは危険だとDNAに残してくれたのかもしれません・・・

仕事はお金
仕事の上でのミスはとても痛く信用をすぐ失うことを

最近身近に見聞きして
他人事ではないので、改めて今朝は考えました

人の振り見て我が振り直せ
One man's fault is another's lesson 

毎日が勉強です