100歳100歳。 | 【ゆの里通信】お水を生かした癒しの場

【ゆの里通信】お水を生かした癒しの場

「伝える」から「伝わる」へ
日々、考えている「お水」のまわりの出来事を綴っていきます

ずいぶん前のテレビ広告に
ダスキンの100番100番というのが
ありました。
ダスキンのお客様フリーダイヤルが
0120-100-100

で、「きんさん・ぎんさん」が起用され
「きんは100歳100歳、
ぎんも100歳100歳」と
大きな声で言うアレです。

人生100年時代といわれるいま、
高年齢の方の本が盛況です。
出版社も「60代から」と銘打った
タイトルが踊りますが、注目は、
70代から上ですね。売れているのは
「暮らし方」を説く生活本です。

昔から生活評論家の吉沢久子さんや
樋口恵子さんなど高齢で暮らしを
アドバイスする先輩方はいましたが、
現在(いま)の特長はまるっきり
ふつうの市井の人々の発信。

で、キーワードは一人暮らし、年金暮らし、
質素で楽しく、パソコン、スマホOK。
財産残さず、ややミニマリスト寄り。
女性です。
YouTubeやSNSの発達で、
そのへんにいる方がお手本になる時代。
最近、前から注目していたYouTube
「Earthおばあちゃんねる」の
多良美智子さんの本が出ました。

15歳の孫が取り続けた動画に
軽く6万人のフォロワーがついて、
「ひとり老後」の指南役なのです。

87歳。古い団地に50年以上住んでいて、
「こんなふうに年をとりたい」の声続出なのが
よくわかるほど、いやぁ、参考になりました。
ほかにも78歳で始めたツイッターの
大崎博子さんも同じ路線ですね。

歩ける体と、しっかりした食事。
自分の事はできるだけ自分でしていく気構えと、
無理せず、ほがらかに、
「暮らし」をマイペースで楽しむ気持ち。
以前に紹介した
『年収90万円でハッピーライフ』の
大原扁理さんとも思考回路に
共通点があって、面白いのです。

年金の範囲内で、自分流に生きる姿が、
たぶん、10代や20代の若い世代にも
共感されるのだろうと思います。
その頂点の金字塔が「きんさんぎんさん」だと
永島は思うのですね。だってこの方たち
依存度、ゼロですもん。
(ちなみにぎんさんの四姉妹娘を書いた
『気づいたら、100歳だがね』は
最高!! 永島のお手本です)

さて、
「ゆの里」のイベントに、
この若い世代と70代・80代の組み合わせが
できないかとずっと考えています。
知識じゃなく、生活の智慧を橋渡しするような、
生きる術の講座です。イメージは
「孫とばぁば」かな。
「じぃじ」でもOkですが、ここには女性性が
ほしいのですね。
この2つがつながると、
間に入った30代40代。そして50代60代も
なんか網羅して発動するような
つながる気がしてならないのです。

ホームページをいま、リニューアル企画中。
「ゆの里」発信のコンテンツを
いろいろ考えています。
みなさんのアイデアも
お寄せくださいね。