ニシキウズガイです。
上の標本は高さ30mmですが、老成すると倍くらいになります。
綺麗な円錐と言うよりは尖がった釣鐘型です。
頂頭付近の模様は赤地に白い水玉模様からくすんだ褐色に変化するところが面白いですね。
底の部分です。
底の模様・穴の形が同定の要素ですが、見なくてのも同定できます。
海岸に落ちている赤い円錐の貝の7割はニシキウズガイではないのでしょうか。
殻が薄いのか見た目より軽いです。
宮古では老成したものを持っていたと思っていたのですが、最近収集箱を見てみるとありません。
上の標本は最近見つけたものです。
高さが10mm位のものは数多く打ちあがっていますが、老成しているものを見たことがありません。