オニノツノガイです。
最近少なくなった初物の一つで、オオベッコウカサガイと同じく目の前にあったので2番目に使用しました。
海岸ではたまに見かけますが、口が割れていること・大きいので手が伸びませんでした。
本品はマモーしていますが完品なのでキープしました。(この個体は90mmもあります。)
模様が渋く素敵です。
螺塔のほうは完全に真っ白にマモーしています。
マモーして残念ですが欠けていないだけ良いです。
会えない確率が高い部分です。
殻は厚いですが、大きいので波の影響が大きいのでしょう。
大きいので迫力があります。
この角度で見るとナウシカに出てくるオームのようです。
特に水管より同心円で広がる溝がグッド
結筋が歯車のようにつながり、全体的に木の年輪みたいなスジが派手ではありませんが良い味を出しています。
(追記)
オニノツノガイの良い標本の確保が今まで出来ませんでしたが、新しい海岸で確保しました。(上記二つとも)
新鮮なものは口の中の滑層部分がツルピカなのですが、キバキバなものにグレードアップしました。