井上浩二の「現在(いま)を考える。」
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中古マーケットまで考えていますか?

日本人って、ものを大事にするから良いですよね。私の日本文化の大好きな一面です。そのお陰で、色々な中古マーケットがある。インフレが叫ばれる昨今、節約のためには中古マーケットはとても大事ですよね。そんな中古マーケットの中での代表格の一つが中古自動車ですが、今撮っても他変な事になっているようです。帝国データバンクによると、2025年の中古車販売店の倒産件数は前年比8件増の99件で13年ぶりの高水準となっているそうです。理由は円安。円が安いため、新車の輸出規制が続くロシアや、25年に中古車輸入を5年ぶりに解禁したスリランカなどで引き合いが強く、中古車価格がどんどん上がっている。25年度の平均落札価格は、20年度比で6割高、15年度比では9割近く高くなったとのこと。その結果、日本の中古車販売店が買い負けたり、購入できても高価格となって販売コストも上がってしまう。これが、由々しき問題につながるリスクがある。

 

中古車マーケットの衰退がもたらす影響
この情報は日経新聞の記事に出ていたのですが、久しぶりに良い記事を読んだ気がしました。この記事の最後に、中古車マーケットの衰退がもたらすインパクトが書かれていたのですが、良い考察だと思いました。それは、
・日本人の車離れ
・EVに使われている希少金属の海外流出
のリスクです。まず、最初のポイントですが、中古車価格が上がってしまうと、当然のことながら買い控えが起こる。大事なのは、一次取得者ですね。若者が車を持とうと思っても、買える価格のものがなくなってくる。その結果、日本人の車離れが加速するリスクがあるということ。次に、EVに使用されている希少金属の海外流出。携帯なんかも、随分前から都市鉱山なんて言われて希少金属の回収に相応の役割を果たしている。25年の中古EVの輸出台数は、約3万台で過去最高を更新したそうです。資源を輸入に頼っている日本としては、由々しき問題ですね。
こういう業界構造の変化が、社会に対して長期的な視点でどのようなインパクトをもたらすかにまで目を向けているところは、とても良い記事だと思いました。現在の為替の問題から、そこまで私も全く考えられていなかった。もっと広い視点で世の中を見ないといけないですね。そんな風に監視しながら読んでいたのですが、結びが

 

中古車を国内で循環させる仕組みを整え、輸出とのバランスをとることが重要だ。


となっていたのはちょっと残念。ただ、全国紙ですからね。ここまでしか書けないのは、致し方ないところなのかもしれません。個人的には、政治が主導して一刻も早く今の為替の問題を解決すべきと思います。日本経済のバランスを考えながら、為替を適正にする。その議論にもっと時間を使い、短期的に極端な施策を取りづらい領域で一定期間をかけながら適切な手を早急に打ち始める。そうあって欲しいところなのですが・・・現在の主要イシューは憲法改正ですか。それも大事だとは思いますが、どんどん毀損している日本の経済力、国力に目を向けてくれると良いのですけどね。

話は変わって、私が個人的に大事にしている中古品。父から譲り受けたゴルフクラブです。私が学生の時ですから、かれこれ40年ほど前にもらったゴルフクラブ。アイアンセットは、HONMAの「Professional HIRO HONMA」シリーズでヴィンテージクラブだそうです。1昨年、ゴルフを再開した際には、ちょっとしたら最新のクラブに買い替えて・・・と思っていたのですが、これを使い続けることにしました。ちゃんと打てば物凄くいい球が出る。飛距離も十分。クラブじゃない、腕で勝負ですよね。今となっては、昨秋他界した父の形見。親父様が大好きだったゴルフをこのクラブでやっていると、親父様と一緒に回っている気がしてきます。もう少し時間が出来たら、このクラブでちゃんと練習して大きな大会に出てやる、なんて野望を持ちながら大切に使っていこうと思います。

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