どんな子が伸びるのか③ | 秋田TOP進学塾手形校~くさじまのブログ~【秋田市の学習塾】

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秋田市の学習塾です。
受験指導は高校受験のみですが、小4~小6の子たちへの学習指導も行っています。

こんばんは、草島です。

 

今日は運動会が行われた小学校が多かったようですね。

 

晴れてよかった!楽しめたかな?

 

 

今日はまた続きモノ。

 

[前回までの記事]

 

 

 

 

今日はシンプルに。

 

暗記から逃げない

 

です。

 

いろいろな情報が簡単に手に入る時代。

 

・丸暗記は必要ない

・インプットよりアウトプット

 

よく書いてありますよね。

確かにそう、そうなんだけど・・・

 

覚えなきゃいけないものを覚えないと話にならない。

 

例えば最近の中3だと乗法公式。

いつまでたっても覚えようとしない子がいます。

公式を使わなくても、分配すれば答えが出るからと。

 

結局その後因数分解でつまづいて、とにかく遅いし不安定。

展開の時にしっかり覚えて使いまくる経験をしていたら絶対に違ったのに。

 

これを「苦手」という一言で片づけていいの?という話。

 

 

中3の毎回の国語読解、私もときどき答案に目を通すのですが、古文の回で歴史的仮名遣いの問題の正答率が低くて。

問題を選定しているレオ先生と話をして、木曜日に番外編として歴史的仮名遣いの問題だけ解かせてみたら、まあひどい(苦笑)

ルールを覚えていないのに、「解けません」「苦手です」ってのは話しが違うよね?と。

来週返却されるのできちんと目を通してください。

 

「インプットよりアウトプット」の話ですが、これは本当ですし、悪いことではない。

 

ただ、私が担当している社会科についてはまずはインプットすることをしつこくしつこく指示しています。

 

とても簡単な例を出しますが、

 

源頼朝

足利義満

豊臣秀吉

徳川吉宗

 

この4人が何時代に活躍したかさえ覚えていないのに、実テ(入試形式)でも点数を取りたいと言ってくる子がいます。

 

え?

 

で終了ですよね。

 

もちろん傷つけないように声を掛けて、やるべきことを指示してますが・・・

 

これは極端な例ですけど、本当にこういうレベルの子はたくさんいます。

頭の中に知識が入っていないのに、問題を解こうとする。

 

解いている最中は解答欄が埋まらなくてイヤになり、

 

かろうじて書いた答えを丸付けしても×だらけで嫌になり、

 

そして最終的に「赤ペンで答えを書いて青ペンで○にして終了」という最悪の学習習慣に。

 

まずは最低限のことを覚えましょう。

 

私の授業では(実際家庭学習時に実践しているかどうかは別として)

 

授業プリントを最低5回音読、その後問題を解くように勧めています。

 

ポイントは音読すること。用語との接触回数を増やしてほしいから。

 

ノートまとめはしない方がいいと言い切ります。

 

教科書写しをノートまとめだとしているのならすぐにやめたほうがいいと言い切ります。

 

とにかく接触回数を増やしていきましょう。

 

 

あら、話がそれてきましたね。

 

とにかく、第一歩は暗記から逃げないこと。

 

スポーツだってゲームだって、大人になったら仕事だって、覚えなきゃどうにもならないことがたくさんあります。

 

勉強も一緒。

 

まずはそこから始めてみよう。