ここで書いた犬の話。
1匹はジョマ太郎ね。
学校に預けて、ジミーがそこに通う事で、
距離を縮めて行く作戦決行中。
だいぶいい感じだけど、
それは広い場所があってこそ。
上からジョマ太郎、ジミー、あんこ。
ちなみに月に300ドルの預け賃かかってる。。。
焦りは禁物、と頭では分かっているものの、
実際問題焦らないといけないよね。
貯金も底をついた人間が払える額じゃないよね。
頼むよ、ジミー。
でもさ、みんな、こんな私みたいな状況になるわけにはいかないから、
こんな状態になるまで無視される子がたくさんいるんだよね。
いや、この子は助けられたからいいんだよ。
今現在、こんな状態でも無視されてる子が五万といるんだな。
もう1匹の犬ね。
飼い主に置いて行かれた子。
飼い主戻ってきたの。
家の持ち主とは違う男の人だったみたい。
飼い主は家の裏側に住まわせてもらってるみたい。
近所の人に一応犬の餌を頼んだけど、
誰もちゃんとやっていなかったという話だった。
長期間いなくなるのに、なんと無責任な、と思うけども、
このおじさんも自分が生きることで必死なんだよな。
通い始めて2ヶ月。
最初はまったく近づけず。
だんだん匂いを嗅いでくれるようになって、
今はたまに撫でさせてくれる。
いや、撫でたのはまだ2回だけだった。
犬はチューって名前なんだけど、
おじさんに避妊手術の話したの。
そうしたらなんと理解してくれて、連れて行ってもいいって。
おじさんも、チューを可愛がってないわけじゃないの。
ただ自分の生活がいっぱいいっぱいで、
そして可愛がるやり方が私たちとたまに違うってだけ。
おじさんが帰って来た時のチューの喜び方を見ると、
もう嫉妬しちゃうよね。
避妊手術とワクチン、術後の入院代で合計22000円かかるの。
ラオス在住の外国人のグループで寄付をお願いしてみたの。
そうしたら4人の方が挙手してくれて、
お金は全額集まった。
チューみたいな境遇の犬は、これまた五万といる。
そりゃ全部に関わることなんてできない。
でもだからといって、目の前の1匹を無視する理由にはならない。
私にとって、ね。
同じ気持ちをもって助けたいと思ってくれた人達がいて、
そんな優しい気持ちをチューに届けたいよね。