白血病部屋のアスカ。
土曜の夜に急に呼吸が荒くなって急いで病院へ。
お腹が大きく動いてペースも早い。
病院着いた頃には口呼吸に。
レントゲンを撮ったら真っ白だったので、
胸水が溜まってるのだろうという事で抜いたの。
抜いてみたらそれは血で、血胸だった。
血液検査やらも一通りして、
夜遅かったのでとりあえず預けて帰宅。
ラオス人獣医は、高所から落ちて血管が切れたんだろうって言ってたの。
だから処置は止血剤投与。
でも調べれば調べるほど、
完全室内飼いで白血病の猫の場合それはかなりの確率でリンパ腫なの。
先生に聞いてみても、喉を触って、
腫れてないから違うと思うよって。
そうじゃない…
翌日、レントゲンを再度撮ったら、
また白くなっていて血が再び溜まってるのだろうって。
私は、白血病の子達についてずっと決めてた事があって、
発症したら治療はせずに安楽死をするって。
苦しみを無意味に長引かせたくない。
それはこの時のシャベルの事が強いきっかけになってる。
シャベルは白血病ではなかったけどリンパ腫で、
体力がなかったのに抗がん剤を使い、
長い時間苦しめて死なせてしまった。
だから今回も安楽死を考えていて、
でもラオス人獣医はどんな状態であれしてくれない。
それに外傷だと思っている。
だから翌日、タイ人獣医の病院に移動させたの。
もしリンパ腫なら、安楽死も視野に入れてるって言って。
シャベルの時もいた先生が、
3日だけ治療を試してみないか?って。
抗がん剤を使って、まだ弱って行くようだったら諦めようって。
まずは試そうって。
そう言われたらまぁそうかなと納得して抗がん剤を打った。
その日の朝ごはんは食べていて、
でも抗がん剤を打った後、夕飯は食べなかった。
おそらく副作用だと思い、ものすごく自己嫌悪だった。
ネットで見ると、副作用は3〜5日くらい続くかもってあって、
本当に後悔した。
そして呼吸はかなり荒く、
体への負担を考えても胸に針を刺してもう一回抜いた方がいかもしれないって。
そしてレントゲンではなくエコーを取ってみた。
レントゲンで液体に見えたものは腫瘍で、
かなり大きくなっていてそれが肺を圧迫していた。
ますます後悔した。
抗がん剤の効果があったとしても、
腫瘍が小さくなるまでには時間がかかるんじゃないか、と。
そしてその間やっぱりアスカを苦しめるだけになるんじゃないか、と。
3日後に安楽死をするにしても、
苦しいだけの3日を作ってしまったんじゃないかと思った。
でもね、今日の朝、朝ごはんを食べたって。
私も病院に行って、美味しいものを届けてきたの。
でも呼吸は変わらず荒く、苦しいことには変わりない。
たとえだめだったとしても、
今は美味しいものだけいっぱい食べて、
最後だったとしても、
最後の記憶が美味しい物になればいいと思う。