昨日の母の日は
医療従事者向けのグリーフケア講座でした。
そのおかげもあってか
今年はざわざわもチクチクもなかったです
⇩毎度ドドーンとじゃまするくるりん🐈笑
月一開催となっている講座で
毎回１人の当事者の経験談を発表します
内容に沿ってディスカッションしていくのですが
今回は「看取りのタイミングで感じたこと」
どういった点が良かったか？
どういう風にして欲しかったか？
病院によって、担当医によって
その時々の状況によって
同じような場面でも受け止め方には個人差があるものです
一概に善し悪しで語れないものだからこそ
より多くの経験談や想いを伝えることが大切なのだと思います
全般的に「良かった」という発表が多かったかもしれません
でも私は違いました
私の発表に「衝撃が走った」と医療者は言いました
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【しんどく感じられる内容含みます】
私は病院から早朝に電話を受け１人駆けつけました
到着までに１時間ほどかかりました
夫の到着は更に１時間かかりました
素人目にも“助からない”ということは歴然で
私が到着するまでの心臓マッサージで
すでに娘の体は傷ついていました
これ以上は…
というのが私の母としての想いでした
そうした背景がある中で
がむしゃらに心マを続けようとする担当医の姿や
ドラマなどでよくあるような声かけに
妙に冷静になってしまっていた私がいます
“手を握れって点滴だらけで無理じゃん”
“声かけろってそんなレベルじゃないじゃん”
ただ黙って心の中で反発していました
必至にやってます！
そんなアピールにさえ感じてしまったんです
「もう止めてください」
そう言うのが精一杯でした
でも これこそが私の中でずっと黒い塊なんです
私が止めなければ…もしかしたら…
私が僅かな可能性を絶ってしまったんじゃないか…
家族の誰とも共有できない
私だけの黒い塊なんです
心マをやめてもらい別室へ移動するも
呼吸器は挿管されたまま、モニターなども付いたままで
私はただベッドサイドにいることしか出来ない
“この時間になんの意味があるの？”
そのような想いが拭えず
「全部外してもらえますか？抱っこしたいです」
私の言葉に主治医は頷きつつ
「お父さんを待たなくていいですか？」と聞きました
“この状態で待っててどうなるの？“
“何も変わらないよね？”
正直モヤッとしました
すべてを外し終えて抱っこしたところに夫が到着
夫は不快なものから解放された娘の姿しか目にしていないのです
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他の経験談では
抱っこ出来るよう医療者からの配慮がなされたり
心マをやめるか続けるかの選択を促してくれたり
なぜ私は“自分から”だったのだろうか
状況を察知し冷静になってしまったこと
それゆえに選択や決断を行ったこと
HSPである私
というのが大きいのかもしれません…
短い言葉での発表だったため
ここまで詳しくは伝えられていませんが
私に質問した医療者は衝撃であり不思議であるようでした
「信じられないとか、助かってほしいとか、そうしたことが多い思うが
なぜ心マが無駄など冷静に感じられたのか？」
一般的には取り乱したりするものじゃないの？
ドクターも無駄だと思って無いから心マ続けてたんじゃないの？
それなのに素人がなぜ無駄だと感じたの？
医療者の質問はこういった意味合いを強く含んでいるように感じました
あの光景を見たら…
そう思わずにいられません
取り乱すもの、というのも
医療者側の思い込みや刷り込みなのではないかな、と感じました
「こうであるもの」
医療者も患者側も
思い込みや刷り込みを無くすことにも繋がる
さまざま意見を出し合い、そこから考えることができる
その様な意義ある講座であればと思います
６月上旬開催
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地域葬祭業従事HOMISH個別傾聴（随時）HOMISH主催
こよりcafe～オンラインわかちあい（リクエスト・不定期）
「想いのシェア・WA会」茅ヶ崎市対面開催ケアサポーター（不定期参加）
ペリネイタルロスANGEL’ｓHEART茅ヶ崎 ボランティアスタッフ（第３週）
東京のつどい・オンラインわかちあいファシリテーター