「母の日」の１週前となる
５月の第一日曜日は
Bereaved Mother's Day
子どもを亡くした母の日
「国際遺族母の日」です
ご存知でしたか？
死産で息子さんを亡くされた
オーストラリア人のCarlyMarieさんが
２０１０年にこの活動を開始
志高い方のおかげで
救われることが沢山ありますね
未だ日本では
ほとんど認知されていませんが
これからどんどん
知られていくことを願います
子どもを亡くした親にとって
「母の日」は辛いと思います
私もその一人です
赤やピンクのカーネーションに
世間が彩られ
「お母さん大好き！」
「ママありがとう！」
という言葉が溢れ
耳にするのが
目にするのが
とてもしんどかった
子どもを亡くすこと
一人っ子を亡くすことは
「母親」として見られなくなる
お子さんは？と聞かれ
どう答えていいか分からなくなる
我が子の姿はなくとも
母親であるのに…
私も母親なんだ！って
胸を張りたいのに
思いとは裏腹に
我が子のことを
気軽に、気楽に
話すことが難しくなっていく
Bereaved Mother's Day
この日は周囲の人たちが
赤ちゃんに限らず
お子さんを亡くされた方へ
カードや手紙を送るそうです
カードや手紙には
亡くなった子の名前を書いて
この子を覚えているよ！
あなたはこの子の母親だよ！
母親であるあなたを想っているよ！
母親であることを
認めて、伝えて
心に寄り添う
そして
当事者とその家族は
心にある我が子を育てる
日本でもこうしたことが知られ
広がりをもってほしいと願います
今年は５月５日
子どもの日と重なることで
より複雑な心情になるかもしれません…
当日は世界各地で
イベントや分ちあいが催されます
催しに参加されたり
一人静かに過ごしたり
共に過ごした日々の想い出を
振り返りながら過ごしたり
想い出すことが辛い場合は
意識を他へ向けて過ごしたり
哀しみ方や過ごし方に
正しい方法も間違った方法も無く
過ごし方は自由
周囲の人たちは
子供を亡くした母親が
日々どんなに
元気に明るく過ごしていても
内にある哀しみは
在り続けている
ということを
知ってください
Bereaved Mother’s Dayは
喪失を経験した母親の集いや
彼女たちを理解しサポートする日
彼女たちの子どもを忘れない日
次回６月上旬開催
ID検索は@776govmn
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