お仕事のおはなしです
 
 
 
ここのところ、特別なお式が続きました
 

特別な、というと語弊がありますが

若さと急逝という共通点がありました

 

ご家族にどう寄り添うことができるのか

 

すべてにおいて

その距離感を誤ってはなりませんが

状況が繊細であるほど、気をつけねばならないと意識しています

 

 

 

 

 

一件は

母ひとり子ひとりのご家族さまで

お子さまが急逝されてのお式

 

哀しみとだけでは言い表せない心情

幾重にも膜のような壁のようなものが感じられ

コミュニケーションを断念するスタッフも…

 

お母さまの想いが痛いほどに伝わり

私は一緒に空間を味わうことに徹しました

 

少しずつ 本当に少しずつですが

お母さまに笑顔がみられ

お子さまのお話を伺うことも出来ました

 

 

 

 

 

一件は

3人家族の大黒柱の急逝により

奥さまと小学生のお子さまによるお式

 

奥さまは、打ち合わせからお寺への挨拶まで

すべてにおいて小学生のお子さまを同席させていたのが印象的でした

そこには今後への想いや覚悟も含まれていたのだと思います

 

気丈に振舞われている中で、ふと表情が緩む瞬間が何度かありました

それはお子さまと離れ一人になり不安を吐露されるとき…

私はお子さまへ声をかけるよう意識をしました

 

お式後、お二人で挨拶に来て下さいました

お子さまの表情が大人っぽくなられた印象を受けました

 

 

 

 

 

一件は

3人家族の奥様の急逝により

ご主人さまと幼いお子さまによるお式

 

ご主人さまは、お式前の問合せのお電話の声音と

当日来館されたときの表情がとても強張っておりました

 

必要最低限の声かけにとどめておりましたが

目が合うこともなく距離感を掴めず…

 

奥さまへの贈り物をお子さまにお手伝いいただけるようご提案しますと

ようやく目を合わせてくださったご主人さま

表情も柔和に、お子さまに寄り添われておりました

 

後日お電話をいただきましたが、声音もとても穏やかでした

 

 

 

 

 

距離感の正解はわかりません

私の言動が正解かもわかりません

 

ですが

接する中で、ふと表情が和らぐ瞬間を目にすると

グッと込み上げるものがあります

 

頑張れる、というと

これもまた語弊があるかもしれませんが

“きっと大丈夫、がんばれる”と感じます

 

 

 

私にできること、寄り添いの在りかたは

常に課題で模索の日々ですが

 
ふっと和らいでいただける瞬間があれたらと思います
 
 

 

 
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