↑YOUNG GUITAR のDVD、イングヴェイ・マルムスティーン『イングヴェイ奏法:究極編』です。発売元は(株)ポニー・キャニオンで、発売当時の価格は¥4,500(税抜)です。
このDVDは、2000年2月発売のVHS「イングヴェイ奏法:究極編」にマルチアングル機能を追加(3曲のみ)に追加したもののようです。
このDVDのタイトルは『イングヴェイ奏法:究極編』となっていますが「奏法解説ビデオ」ではなく、曲の解説はあるものの、プレイに関する解説は一切有りません。
なので「パフォーマンス(デモ演奏)集」と考えれば良いでしょう。イングヴェイ奏法を研究されたいなら・・・
↑同じくYOUNG GUITAR の DVD「イングヴェイ奏法」三部作を観るべきでしょう。本ブログのこちらのページで詳しく紹介してありますので、御覧くださいませ。
本題へ戻って・・・
↑パッケージ裏面。内容は、以下に転記させて頂きました。
イングヴェイ奏法:究極編
ロックギター界のクラシカル・キングが、自らの極限に挑んだ「究極への烈奏」!
「王者」イングヴェイは今再び、ロックギター奏法史を塗り替える奇跡のパフォーマンスをここに打ち立てた!
■PART-1
★Blitzkrieg
「究極編」の名に相応しく、問答無用の弾き倒しが炸裂!オープニングと同時に凄まじく切り込んで来る。
↓↓↑式ピッキング駆使による「王者」必殺の速弾きパターンは、あまりにも鮮烈だ。「The イングヴェイ奏法」が総てを超絶至極に埋め尽くす。
Heavy E Phrygian
今回が映像音源としてのオフィシャル「初公開」となるデモンストレーション用ナンバー。
「半音→1音」間隔でポジション上昇する3本弦ディミニッシュ・アルペジオのアプローチも、スリリングに圧巻の響きを放っている。
Never Die
この「究極編」では、バッキング・トラックは総て王者自らが作成した。よって、収められているリズム・ギターやベースのヴァイブが決定的に違う。
この曲も同時発売の三部作『第2楽章』収録ヴァージョンから格段にファイアリーになった。
■PART-2
Demon Driver
かつてのビデオでの演奏よりも、断然、明らかに突き抜けた全速全開のドラマチック・プレイが堪能できる激走ナンバー!
イングヴェイ流クラシカル・フレイヴァーの枠を極めた秀逸の完成度を誇るアルペジオ・ラインも圧倒的だ。
Leonardo
荘厳な展開が空前のスケール感を描き上げる大作ナンバーの壮絶なソロ・パートが、ここに衝撃のパフォーマンス映像となった。
開放弦フレーズ→3本弦アルペジオ→クロマチック・ラインという流れから印象的に導かれる縦横無尽な旋律群は、激情の嵐!
★Arpeggios From Hell
今回の「究極編」撮影のために王者が書き下ろした新曲!6弦ロー・ポジションから1弦ハイ・ポジションまでを容赦無く駆け巡る巨大なアルペジオの連射は、イングヴェイ奏法史に刻まれた新たな最高峰だ!
■PART-3
Seventh Sign
オクターブ瞬間大移動の連続によって畳みかけられる3本弦アルペジオのキメ・パートが、改めてその凄みの真価を見せつける!
三部作「第2楽章」のデモンストレーションを更なる拡大版で披露したパフォーマンスは、迫力満点!
Too Young To Die, Too Drunk To Live
アルカトラス時代の名演曲が、インストゥルメンタル・アレンジでここに復活!
オリジナルよりも(本人曰く)10倍アップ・テンポなこの光速ヴァージョンは激烈だ!
★Blue
「究極編』の一大テーマである「インプロヴァイズ」が、喜怒哀楽の感情を剥き出しにした「魂」のブルースによって奏で極められる、まさしく「泣き」の究極パフォーマンス!
「イングヴェイ奏法」唯一無二の真骨頂が、猛々しく燃え上がり、雄々しく冴え渡る!
■SPECIAL ADDITIONAL
Far Beyond The Sun
イングヴェイ・ミュージック永遠不滅の金字塔ナンバー!一発勝負シューティング・パフォーマンスの極限を超えた、6分にも及ぶフル・サイズ版をスルーで弾き通し「奇跡」のクライマックスが渾身の烈奏と共に昇華する!
※「★」の付いたBlitzkrieg・Arpeggios From Hell・Blueの3曲で「マルチアングル(手元のアップ)機能」が利用できますが、DVDプレイヤーでないと機能が選択できないと思います。
↑収録時間は、40分と短めです。
↑DVDには、20ページの解説書「イングヴェイ流インプロヴァイズの肝」が付属しています。
↑曲のポイントとなる箇所だけですが、TABが掲載されています。これは有難いですね。
自分はイングヴェイが好きなのですが、下手なブルースしか弾けず、しかも速いフレーズが苦手なのですが(汗)このDVDでイングヴェイの右手を良く見て、自分のピッキングが全然ダメなことに気付き、無駄な動きの少ないピッキングを心がけるようになり、以前よりは速いフレーズが弾けるようになりました。