勝組投資家を目指すオヤジの勝手予想!(日本市場・寄り付き前)
※12月20日(火)08:05記。
12月19日(月)の結果。
日経225 8296.12円(-105.60)
大商・日経平均先物 8300円(-100)
CME・日経平均先物(円建て) 8280円(前日大商終値比-20)
ダウ 11766.26ドル(-100.13)
ナスダック 2523.14(-32.19)
WTI 93.88(+0.35)
NY金先物 1596.7(-1.2)
SOX 343.36(-9.50)
CRB 295.82(+0.82)
VIX 24.92(+0.63)
外資系証券注文状況 9社250万株の買い越し
NY市場は続落、金正日氏・死去報道の影響は限定的。
EU財務相の電話会合で、欧州の債務国への支援に向けて、IMFに合わせて1500億ユーロを拠出することが決まったのを受けて、序盤は上昇して始まった。しかし、この決定にイギリスなどが含まれていないことや、バーゼル3(自己資本規制)の導入により、資本増強が求められるのではとの思惑から銀行株が下落、更に、ECBのドラギ総裁が、欧州の経済見通しに大きな下振れリスクがあるとした上で、ECBによる国債買い入れ拡大に改めて否定的な見解を示すなど悪材料が重なり、下落に転じた。引けに掛けて、バンカメが4%下落するなど銀行株の売りが嵩み、一段安となった。結局ダウは、前日比-100ドルの11766.26ドルで引けた。
ダウの日足を見ると、3日続落の後、2日もみ合った翌営業日の大幅下落。ローソク足は、強い売り圧力の継続を示す両髭陰線の形。日足で見るテクニカルでは、下落トレンドの継続で続落と見る。今後の下値の目処は、11月25日場中安値の11231.78あたりと思われる。ただ、ファンダメンタルズ重視の相場が続いているので、何か材料が出れば、一日で状況が変わる可能性はある。
ヨーロッパ株もはまちまち、主要市場は総じて小動き。
IMFへの資金拠出の合意が好材料視される反面、債務危機問題への警戒感も根強く、北朝鮮問題関連でも売られる銘柄が出て、強弱まちまちで小動きとなった。主要市場では、イギリスFTSE100とドイツDAXは小幅に下落、フランスCAC40は小幅にプラス(ほぼ横這い)。
為替は、ドル/円が、有事のドルの傾向が出て円安方向へ傾き、78円台に入る動き。現在は78円00銭台での推移。ユーロ/円は、101円40銭台での推移。狭いレンジでのもみ合い。尚、ユーロ/ドルでも、ドル高傾向が進み、現在1.3ドルを割り込んで推移している。
CME・日経平均先物(円建て)は、ダウの値動きに連動して推移し、前日大商終値比-20円の、8280円で帰ってきた。
この結果、今日の日経平均は、CME・先物に鞘寄せする形で、小幅安で始まった後、一旦は軟調に推移すると予想する。金正日氏・死去の影響は、欧米市場では限定的だったが、アジア市場では引き続き、韓国市場を中心に注意が必要。ただ、安値では、年金やETF関連の買いが期待され、北朝鮮情勢が安定したと判断されれば、買い戻す勢いも出そうで、売り一巡後は底堅く推移するものと思われる。
終値の予想は、下値が8250円、上値は昨日場中高値の8364.93円と見る。
報道によると、スウェーデンの自動車会社「サーブ」が破産申請に追い込まれた。サーブは、中国の自動車会社「青年汽車」に支援を要請する準備を進めていた。しかし、かつての親会社で、多くの基幹部品の特許を持つ米・「GM」が、技術の中国への流出を恐れて強硬に反対した為に、この計画は頓挫し、今回の破産申請に至ったという。GMの判断は、当然のことだと思う。技術の流出は、自社製品の希少価値が弱まり業績悪化に直結するばかりか、国益という意味でも大きな悪影響を及ぼす。日本企業のように、高い技術と働く意欲を持った人材を、定年だからとの理由だけで、後継者も育てないまま杓子定規に切り捨てているのとは大違いだ。その結果、人材が次々に中国に流れ、日本独自の高い技術が、何の見返りもなく中国に盗まれてしまった。日本政府も企業も、そうなることが分からなかった訳ではないだろうし、いったいどんな理由で、こんな馬鹿げた真似を続けているのだろうか?
では、また。