ライブを見るのは、得意じゃない。 | stockracerの雑記録

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 僕は、10代の頃から今に至るまで。あらゆるジャンルの音楽ライブを見るのが得意じゃない。演劇や講演は平気なのだが、音楽は駄目だ。例外は、ジャズのみ。好きじゃない(=嫌い,苦手)のとは違う。得意じゃないのだ。何を屁理屈をこねているのだ、との声が聞こえてきそうなので、以下に理由を述べる。

 理由は三つ。一つは、見るよりも演奏したい、聴くよりは歌いたいから。次に、大勢で一体となって強制的にやらされる、応援だの声援が嫌だからだ。三つ目は、このジャンルのこの人(バンド、楽団)のこの曲と言えば、この演奏というのがあると思うが(定番)、それを、いくら本人が演じるからといって、リズムやメロディーを下手に崩されたのでは、がっかりだということ。僕が聞きたかったのは、それじゃない。別バージョンのアレンジとか、ライブならではのアドリブなら良いのだが、奇をてらったような崩し方をして格好つけられても、幻滅するだけなのだ。

 僕が、ギター小僧だった10代の頃は、アリス、チャゲ&飛鳥、オフコース、浜田省吾、さだまさし、松山千春等が、全盛期だった。当然、実物を見てみたいと思い、試験中にもかかわらず、一度だけアリスのコンサートへ出かけてみて、自分の気質を思い知らされた。谷村が歌ってる、ベーヤンとハモってるのに、自分が歌いたい衝動を抑えられない。それなりに楽しかったのだが、帰宅してから、日付が変わり親に怒られるまで、引き語りの練習をしたのは言うまでもない。僕は今後、知り合いが出演するようなことでもない限り、二度とこのジャンルのライブには行かないだろう。

 クラシック系はどうか、これも上記の通り、この曲は、このオーケストラに、この指揮者が良いなどという、薀蓄もさることながら、あの狭い客席で、185センチの僕が黙ってじっとしている事が難しい。それに、鼻歌交じりに節を追い、たまには指揮者の真似事などしながら聞きたくても、まず無理だわなぁ。

 では、なぜジャズは例外なのか。理由は簡単。ジャズという音楽を聴く最大の楽しみは、アドリブにあるからだ。古いアナログ盤でもCDでも、他のジャンルの音楽同様、定番の演奏を聴くことも、同じプレイヤーの別バージョンを聞くこともできる。しかし、生演奏のグルーブ感と緊張感、なによりも、一期一会のアドリブとの出会いに勝るものはない。だから、歴代のジャズジャイアンツ達も、レコーディグの時に編集をしないのはもちろん、わざわざ別テイクを同じアルバムに収録したりする。だから、その意味で、世良正則が、アコギ一本で行っているライブは、一度見てみたい気がする。

 まぁ、変わり者の、奇妙な拘りだと言われれば、それまでなのだが、好きで聴いている音楽のこと、そこら辺は、平にご容赦の程を。

 では、また。