領土問題では、弱腰外交は許されない! | stockracerの雑記録

stockracerの雑記録

株・競馬から、スポーツ・時事問題まで。ジャンルに拘らず、ブログならではの自由な切り口で、何でも好き勝手に書いてしまおう!

 僕は、政治・経済の専門家でも、有識者とか知識人と呼ばれるような人間でもない。かと言って、小泉政権時に生まれた、「B層」などという、ありがたくない言葉で括られるつもりもない。ただの「雑学大好きオヤジ」である。その、オヤジの目線で見て、理解に苦しむのが、歴代の政権と代わり映えのしない、野田政権の外交姿勢だ。

 TPPにしろ消費税率10%にしろ、外交圧力に負け(この場合はアメリカ)、何かに囚われたように淡々と、しかし確実に、何もかもが国民不在のまま決まって行く。いったいどこを向いて政治を行なっているのか。国益なり国民の幸せが第一義ではないかのごとき外交姿勢には、不満を通り越して怒りさえ覚える。これについては、既に一昨日のブログに書いた。報道によると、結局、野田総理は反対派の意を酌み、TPP参加表明を明日に持ち越したとのことだが、明日行なわれるという、記者会見の内容を確かめないと、真意は分からない。一日伸ばしたからといって、何も変わらないのでは意味がない。

 次に、今回の本題。歴史的にも国際法上も日本固有の領土である竹島で、韓国が、管理事務所の建設を計画しているのに続いて、今度は100人規模の国会議員を動員して音楽会を開く計画であることが分かった。これに対し野田政権は、形だけの抗議はするものの、実態は静観の構えで、事実上、韓国の実効支配を許したままだ。

 領土問題は、国の根幹に関わる最重要事項ではないのか?以前より、韓国側が不法侵入し(と言うよりは、不法入国ですね)、国旗を掲げたり、常駐施設を造り警備員を配置したりと、既成事実を積み重ねる事で、着々と実効支配の度合いを強めているのに、日本の歴代政権は、殊更騒ぎ立てる必要がないという様な、安穏とした態度ばかり取って来た。

 このままでは、近い将来、竹島と対馬は韓国領、尖閣諸島は中国領、北方領土は2島返還の話しさえ立ち消えになりかねない。もっと言えば、以前ロシアの右翼政党のジリノフスキー党首が、北海道をロシア領にしてやるという趣旨の発言をしたことが問題視されたり、中国が何れ九州を中国領にすべく、その手始めに沖縄は元々中国領だから日本は返還すべきだとする主張が、中国国内の歴史学者の間で出始めている事をどう考えているのか。

 世界の流れとして、領土問題では、実効支配をしている国に主権が認められる傾向が強まっている。政治家は、外交舞台で、そのことを肌で感じて知っているはずなのに、なぜ野田政権を含む歴代政府は、ある時は弱腰な、またある時は達観した様な事を言いながら、結局は強く主権を主張することが出来ないのだろうか。自国の領土を守る事は国益に適うこと、ひいては国民の為になる事なのに、なぜいつまでも曖昧な態度で、相手国のやりたい放題のままにさせておくのか?

 竹島について、韓国には、まず外交ルートで全ての施設の撤去と人員の国外退去を求め、逆に日本として何らかの監視施設を造り、自衛隊に警護させるくらいのことをすべきでしょう。尖閣諸島でも、中国に対して同様の措置を取ればいいし、東シナ海のガス田では、日本の領海内で、即刻試掘を始めるべきだ。だって、中国は、とっくの昔に掘り始めているのだし、海底深くの日本領海内の油を、不当に吸い上げられているのは自明の理なんだから。北方領土にしても、ロシアに対して、交渉の進展をしつこいくらいに求め続けるべきでしょう?

 いったい何を恐れているのか、それとも他に理由があるのか。僕は、右でもなければ、特に愛国心を意識しているわけでもないが、領土問題に関する報道を見るたびに、いつも歯痒いような、悔しい思いがするのだ。何も、紛争を仕掛けようという訳じゃないんだから、自国の領土の主権を主張することに、何の遠慮が要るのだろう。他の外交問題との絡み?第二次大戦に関連する問題を蒸し返されては困るから?まさか、そんな小さい理由じゃないですよねぇ。野田政権には、実効支配というものを念頭において、領土問題における外交戦略の練り直しを期待したい。

 ※文中、領有権という言葉は使いませんでした。ネットで検索したところ、領有とは、条約などで領土が確定していない場合に使うとありました。このブログで取り上げた場所や地域は、日本固有の領土ですから、確定していないという事にはあたらないという判断です。


 今日の一曲は、「言葉にできない」 オフコース



 先日、同じ小田和正・作詞作曲の「ひととして」をアップしてから、小田の詞の素晴らしさに、あらためて気付かされました。
僕にとっては、これもそんな中の一曲です。
涙のライブ映像もいいんですが、詞を通して聴けるようにと思い、こちらの映像にしました。

 では、また、おやすみなさい。