今日の相場は、読み辛い! | stockracerの雑記録

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 勝組投資家を目指すオヤジの勝手予想!(日本市場・寄り付き前)

 ※11月7日(月)08:20記。

 11月4日(金)の結果。
日経225 8801.40円(+160.98)
大商・日経平均先物 8800円(+110)
CME・日経平均先物(円建て) 8735円(前日大商終値比-65)
ダウ 11983.24ドル(-61.23)
ナスダック 2686.15(-11.82)
WTI 94.26(+0.19)
NY金先物 1756.1(-9.0)
SOX 391.48(+4.33)
VIX 30.16(-0.34)
外資系証券注文状況 9社170万株の買い越し

 週末金曜日の日経平均は、4日ぶりに反発。
ギリシャの国民投票が回避される公算が強まり、ECBが予想外の利下げを行ったことで、欧州債務危機問題に対する懸念がやや後退したことを好感して、欧・米株が上昇した流れを受けて、120円以上ギャップアップして寄り付いた。しかし、寄り付き前の外資系証券の注文状況で870万株の売り越しだったことなど、欧州機関投資家の大口の売りが入ったり、週末の手仕舞い売りや、米・雇用統計を前に様子見ムードもあり、上値を追う展開にはならなかった。ただ、大引けにかけては、中国・韓国などのアジア株高を受けて、やや上げ幅を拡げた。結局前日比+160円の8801.40円で引け、8800円台を回復した。

 週末金曜日のNY市場は反落、ダウは12000ドルを割り込んだ。
NY市場の寄付き前に、ギリシャの国民投票は回避されたが、パパンドレウ氏率いる内閣の信任投票の成り行きへの警戒感や、イタリア経済が、事実上IMFの管理下に置かれるとの報道から、欧州債務危機問題がまだ収束には向かっていないとの懸念が強まり、ダウ・ナスダック共に下落した。10月の雇用統計は、非農業部門が、市場予想を大きく下回る+8万人に留まったが、過去分が大きく上方修正され、失業率も、0.1ポイント改善され9.0%になるなど、全体としては悪くなかった。しかし、G20サミットにおいて、上記欧州債務危機問題に関連して、EFSF拡充に向けて具体的な資金拠出で合意できなかったことが、相場の重しとなった。大引けにかけて、ギリシャ政府の信任投票が可決されそうだとの情報から下げ幅を縮めたが、結局ダウは、前日比-61ドルの11983.24ドルで引けた。

 週末金曜日のヨーロッパ株も、揃って下落。
ギリシャ、そしてイタリアの問題や、G20サミットで、EFSF拡充に向けて進展がなかったことが嫌気され、各国とも軟調に推移した。主要市場では、イギリスFTSE100、ドイツDAX、フランスCAC40は何れも下落。

 既にオセアニア市場から、週明けの取引が始まっている為替は、ドル/円が78円10銭台での推移。ユーロ/円は、107円70銭台での推移。

 週末金曜日のCME・日経平均先物(円建て)は、ダウの値動きに連動して推移し、前日(11月4日)大商終値比-65円の、8735円で帰ってきた。

 ギリシャ問題は、パパンドレウ内閣が僅差で信任され、国民投票は回避された。しかし、首相が自らの辞任と引き換えに、新たに発足する連立内閣に於いて、EFSFを利用したEUによる支援の受け入れを迫ったのに対して、野党側は議会を直ちに解散して選挙を行うべきだとして、パパンドレウ氏の提案を拒否していた。しかし、日本時間の今朝になって、最大野党・新民主主義党のサマラス党首との間で、パパンドレウ氏が辞任すれば、パパデモス前ECB副総裁を新首相とする連立内閣を発足させ、EUによる包括支援策の受け入れ法案を可決させた後の、早期の議会解散で合意したとのニュースが飛び込んできた。これにより、事態は一応の決着を見たことになり、とりあえずギリシャのデフォルトは回避される。一方、財政面でIMFの管理下に置かれることになったイタリアでは、さすがに、今度ばかりはベルスコーニ首相に対する退陣要求が高まっているようだ。G20サミットでも、EFSF拡充に向けた具体的な資金の拠出については合意に至らなかった。これらの情報を見る限り、欧州債務危機問題は、一進一退を繰り返し、更に混迷の度合いを増しているようにも見える。市場はリスクオフの流れのままなのか、リスクオンとなるのか?ユーロ売り円買いが進み、ドルも連れ安するようだと、先日の為替介入の効果を、早々に使い切ってしまうかも知れない。どちらに転ぶのか、残念ながら、僕には見当もつかない。

 この結果、今日の日経平均は、非常に読み辛い相場に見える。欧州債務危機問題は一進一退。ギリシャ情勢はポジティブに捉えられそうだが、為替動向も安定せず、国内要因に乏しい中では、上昇するも、上値は重いか?
終値の予想は、下値が25日移動平均線、上値は11月1日終値の8835円。再度、窓埋めに挑戦すると見る。

 尚、NY市場はサマータイムが終わり、今日から取引開始が一時間遅くなる。大商・先物のナイトセッションの取引時間が延長されているので、あまり影響はないか?その大商といえば、今日の日経が、東証と大商が、来年秋にも合併すると報じた。大商側は否定しているが、ほぼ間違いなさそうだ。今日の相場には、こちらの方が影響あるかもしれない。

 では、また。