昨日・今日と、テレビはどこのチャンネルを見ても、サッカー女子ワールドカップで優勝した、なでしこジャパンのメンバーがインタビューを受けていた。
週末から、国内のリーグ戦が始まるのだから、少しは休ませてあげればいいのにと思ったが、どうもそうではないらしい。
彼女達にとっては、優勝が決まって、表彰式から祝勝会、現地での取材対応、帰国して空港で熱烈な歓迎を受け、殆ど寝る間もなくテレビ出演の連続まで、ずっと晴れ舞台なんだ。
一つのことに打ち込み、大きな仕事を成し遂げた者だけが見せる、最高の笑顔。
喜びはもちろん、、達成感、自信、満足感、そして安堵。
そういった様々な思いが自然に滲み出た、素晴らしく深みのある美しさを感じた。
試合での活躍を称えられ、ハニカミながらふり返ったり、これまでの苦労をしみじみと語る姿も。
その場にいない仲間や関係者への感謝を口にしたり、早くも次の目標に向かっての決意を表す時も。
ムードメーカーだった選手が、軽口を叩くシーンも。
凄く引きつけられるし、なんてカッコいいんだろう。
そして、一言一言に、なんて重みがあるんだろう。
テレビの前で、彼女達を見ていて、思わず、みんないい顔してるなぁー、とつぶやいてしまった。
しっかり休んで、オリンピック予選でも、素晴らしいプレーを見せてほしい。
今日は、もう1人、テレビの中でいい顔を見つけた。
それは、引退表明の記者会見を行った、大関・魁皇関。
引退するんだから、寂しそうな顔をしてただろうって?
いや、最期は、満足感の漂う、最高の笑顔を見せてくれた。
会見で、魁皇関本人も語っていたが、全力で戦ってきた人は、引き際でも悔いがないんだな。
それだけのものを積み上げてきたことを、自分自身も世間も知っているから、「生まれ変わっても相撲取りになるかな」との言葉にも重みがある。
魁皇関には、心から、お疲れさまとありがとうを言いたい。
今日のブログを書き始める前の予定では、なでしこ達や魁皇関の見せてくれた本物の笑顔と、今の政治家とを絡めて、一言いうつもりだったが、もうやめた。
僕自身を振り返った時、最期に心底笑ったのは何時だろうと、どんなに思い出そうとしても、全く記憶が蘇らない。
そりゃあ、テレビでお笑いを見れば笑うし、回りで誰かが馬鹿なことを言ったり・やったりしても笑う。
でも、人として生きている限り、今日書いたような、本物の笑顔になれなきゃだめだと思う。
そうなるための、努力をしなければ、生きてる意味がない。
その意味で、自分を振り返ると、正直言って、今の僕の毎日は、決して精一杯とは言えない。
だから、大した成果も上げられず、理想とは程遠い場所にいる。
ちょっと、大袈裟になっちゃったけど、大震災があって、頑張っても上手くいかないことが多い中、なでしこ達や魁皇関に、あの最高の笑顔を見せられて、何かを感じなきゃ嘘だろう。
たぶん、僕が今だめだから、余計にそう感じるのだろう。
でも、それでいいと思う。
この気持ちを無駄にしないように、出来る事は全てやって行こうと思う。
最期は、個人的な事になって申し訳ないです。
では、また。