※7月12日02:05記。
7月11日の日本株市場。
日経平均は、週末のNY市場で、予想外に悪かった雇用統計の結果を受けて、ダウが反落し、それに伴い、大証・先物の夕場や、CME・日経平均先物が下げたことから、ギャップダウンして寄り付き、最近のテクニカル的な底堅さから、直ぐに下げ渋ったものの上値を追う材料もなく、狭いレンジでの揉み合いに終始した。
日経225 10069.53円(-68.20),大証・日経平均先物 10080円(±0)
日足を見ると、金曜日が窓を開けての陰の寄り付き坊主の形で、今日も窓を開けて十字線。
ローソク足一つで成り立つのかどうかは微妙だが、アイランドリバーサルの形。
下ひげ部分ではあるが、9営業日ぶりに、5日移動平均線に触れたこともあり、少なくとも短期的には下落トレンド入りと言ってよさそうな状況。
個別銘柄で、ちょっとびっくりしたのが、エルピーダメモリの暴落。
後場に入ってから、公募増資やCBの発行で、約800億円もの資金を調達するとの情報が流れると急落。
ニュースが流れてから、出来高を伴って下げたので、うまく逃げられた投資家もいただろうが、改めて、株取引の怖さを思い知らされたような気がした。
現地時間7月11日のNY市場は、急落して始まった。
欧州懸念が、ギリシャ危機の再燃及び、イタリア・スペインに拡大したことや、オバマ大統領が、債務上限引き上げで短期的な措置は検討しないと発言したことなどから、ダウ・ナスダックともに大幅に下落しての動き。
ダウの日足では、昨日、下ひげは長いものの、日経平均と同様に、陰の寄り付き坊主の形となっており、今日下げて終わると、下落トレンドへの転換も意識される。
又、週足では三尊の形になる可能性が出てくるので警戒が必要。
大証・日経平均先物の夕場は、欧州懸念の拡大を受けて、ヨーロッパ株が軒並み下げ、為替が大幅に円高に傾いていることから、ダウの寄り付きを待たずに大きく下落。
その後、米・債務の問題も加わりダウが下げ幅を広げたこともあり、前日終値比-130円の9950円で引けている。
CME・日経平均先物(円建て)は、ダウの下落に伴い、大証・夕場の終値を下回って推移している。
ヨーロッパ株は、上記の材料から、軒並み大幅下落での推移。
為替も同様に、ユーロが各通貨に対して大幅下落。
ドル/円は、80円台の頭、ユーロ/円は、112円台の中盤となり、ともに急速な円高傾向になっている。
いずれも、日本株市場にとっては、悪材料となるものばかりなので、とりあえずはNY市場の結果を待ちたい。
※7月12日8:05追記。
結局欧州株は大幅下落、NY市場も大きく下げて引けた。
CME・日経平均先物は10000円を切って帰ってきた。
為替は、ドル/円は80円台前半,ユーロ/円112円台中盤となり、共に大幅な円高傾向。
現地時間7月11日結果
ダウ 12505.76ドル(-151.44)
ナスダック 2802.62ポイント(-57.19)
イギリスFTSE100 5929.16(-61.42)
ドイツDAX 7230.25(-172.48)
フランスCAC40 3807.51(-106.04)
CME・日経平均先物(円建て) 9910円(前日・大証終値比-170円)
この結果、7月12日の日経平均及び大証・日経平均先物は、大きくギャップダウンして始まると予想する。
寄り付きで、CME・先物の終値にどこまで近付くのかに注目だが、節目の10000円は下回って始まることは必至なので、その後、200日移動平均線が、下値支持線として機能するのかどうかが焦点となりそうだ。
日銀の白川総裁の会見は、大引け後だったかな?
では、また。