※7月9日14:30記。
7月8日の日経平均は、NY市場でダウ・ナスダックが大幅高だったことや、CME日経平均先物が、前日の大証終値比+115円を付けたことを受けて、前日終値よりも130円以上の大幅なギャップアップで寄り付いた。
しかし、このところの上昇で、日経平均の騰落レシオが129.2%まで上昇していることや、日本時間の7月8日深夜に、アメリカの雇用統計の発表が控えていたことから、様子見気分が広がり、利益確定の売りに押されて、寄り付き天井の後は、狭いレンジでの揉み合いに終始した。
終値は、前日比+66.59円の10137.73円。大証・日経平均先物は、前日比+80円の10160円だった。
日足を見ると、移動平均線は、長期線・短期線共に上向きのまま。
節目の10000円と200日移動平均線が、下値支持線として機能しそうなことから、震災前の2月17日の高値10891.60円に向けて、中期的には上昇トレンドは継続していくものと見られる。
しかし、8日の日足は、強い売り圧力を示すとされる陰の寄り付き坊主の形であり、週明け月曜日には、一旦押しが入る確率が高いだろう。
現地時間7月8日のNY市場は、6月の雇用統計で、非農業部門雇用者数が、市場予想の+10.4万人を大きく下回る+1.8万人に留まり、昨日発表されたADP雇用統計の結果とのギャップもあってネガティブサプライズと捉えられ、寄り付きから大きく値を下げた。
一時はダウが150ドル以上下げる場面もあったが、安値では買い戻す動きもあり、終値は、ダウが前日比-62.29ドルの12657.20ドル、ナスダックが前日比-12.85ポイントの2859.81ポイントだった。
日足を見ると、ダウは陰線ながら長い下ひげがついていて、ナスダックは高値引けで陽線となっている。
雇用統計のショックで一旦は下げたものの、上昇トレンドの勢いが勝り、小幅な下落に留まった。
大証・日経平均先物の夕場は、ダウの寄り付きからの大幅下落の局面に敏感に反応して、前日(前営業日)終値比-120円となる10040円の大幅安。
CME日経平均先物(円建て)は、ダウの買い戻しに反応して、結果的に大証・夕場の終値に近い10045円で帰ってきた。
ヨーロッパ株は、この流れを受けて軒並みマイナスで引けた。
為替は、雇用統計が軟調だったことを受けて、急激な円高傾向へ。
ドル/円は、80円台の中盤、ユーロ・円は、114円台に突入。
以上を受けて、週明け7月11日(月)の日経平均及び大証・日経平均先物は、CME日経平均先物の終値、10045円にさや寄せする形で、大幅にギャップダウンして始まると予想する。
その後は、方向感の予想し難い展開になりそうだが、10000.円が下値支持線として意識されると、買い戻しが入りやすいのではないか。
警戒したいのは、先物の大口取引だ。
では、また。